20代でも早くない、妊活初心者がまず最初に始めるべき不妊治療

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みなさんはいつから妊活を始めましたか?

そして、最初に始めた活動はなんだったでしょうか?

私たちは26歳のころに、タイミング法から始めたのがスタートでした。

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妊活のスタートは身体造りから

妊活とは字の通り、妊娠活動の略です。

ベビ待ちなどとも言いますね。

要は妊娠したいと思って活動すること

決まった定義はありませんが、近年は不妊治療をする人も増えており、妊活という言葉も一般的になってきましたね。

具体的な妊活の活動は何をするの?

こちらも定義は特に無いと思います。

当然ですが、まずは、夫婦で性行為を持つことが一番初めの活動ですね。

その後、女性の排卵日を予測する基礎体温のチェックや、排卵日に合わせ夫婦のタイミングを取るタイミング法サプリメント食事改善による体質改善など、病院に通わなくても行える妊活はたくさんあります。

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もちろん、子宝神社への参拝やパワースポットめぐりなども妊活と言えるでしょう。

病院に通うのであれば、エコーなどの診察でより正確に排卵日を予測できますし、血液検査等で数値に異常がないか調べることも可能です。

例えば、黄体ホルモンが不足しているのであれば、それを補う薬を処方してくれるので、夫婦だけで妊活をする場合に比べると、通院することでしっかりと方向性を決めて妊活ができるようになります。

体外受精などは当然、病院でなければできませんが、人工授精はキッドを購入すれば自宅でもできます。

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妊活しないと妊娠しないのか?

妊活する理由は当然、赤ちゃんが欲しいからですよね。

そして不妊症の定義としては妊娠を望む健康な男女が1年間の間、性交をしているにも関わらず子供ができなかった場合、となっています。

実際に、日本における不妊症のカップルは6組に1組と言われており、かなり高くなってきています。

年々、不妊の割合があがってきている主な理由は・・・

  •  晩婚化により結婚後に妊娠しづらくなっている
  •  不妊治療技術の進歩により、以前は治療不可能だった症例も治療できるようになった
  •  女性の社会進出により出産年齢が上昇している

などが上げられると思います。

妊活を始める平均年齢は?

調査によれば、不妊治療を開始した夫婦の平均年齢は33.1だそうです。

これは、不妊治療を開始した年齢ですので、実際の妊活はこれ以前から行っていることになります。

不妊症の定義が1年間、子どもができないことですので、そこから考えると32歳前後から妊活をするのが平均かもしれません。

厚生労働省の調査によれば、女性の平均初婚年齢が29.4歳なので、結婚後、2,3年で子づくりを開始する、といったところでしょうか。

ちなみに、わたしたちは26歳から妊活を開始しています。
夫婦同い年で、24歳で入籍しましたので、かなり早い方かもしれません。

20代からの妊活は決して早くない

20代での妊活は決して早くないと思います。

なぜなら、女性の妊娠しやすさは年を取るほど低下しますし、30代以降はかなり早いペースで妊娠しづらくなっていくからです。

仮に、30歳で妊活を開始した場合、通院せずに夫婦でタイミング法や体質改善を実施するのに1年、病院に通っての検査やタイミング法に1年、それでもできなかった場合のステップアップで体外受精まで言った場合はすでに33歳近くになっています。

これは、結構早いペースでステップアップした場合で、私たちの場合、26歳で妊活を開始してから、最初の体外受精まで3年以上かかりました。

体外受精までステップアップしたとして、少しでも若い方が妊娠率は高いので、なるべく早めに妊活を行うべきです。

また、特定不妊治療の助成金がもらえる年齢にも制限があるため、助成金をもらうことを考えている人はリミットに注意しましょう。
※助成金制度は2022年4月から終了しましたが、高度不妊治療も保険適用となりました。

独身でも妊活するべき

早めの妊活がいいのはわかったけど、20代で子どもができてもちょっと困る。

仕事の都合もあるし・・・

こういう人は多いと思います。

また、将来は子どもを希望しているけれど、今は相手がいなくて独身という人もいると思います。

そういった人は検査だけでも早めに実施しておくと安心

20代のうちに不妊の検査をしておいて、異常が見つからなければそのまま子どもが欲しい時期まで待てばいいですし、検査で異常が見つかった場合は若く妊娠しやすいうちに治療を開始することが可能になります。

今は子どもがいらないから、と考えて、30代になってから検査してみたら不妊症でなかなか子供ができない、という人は結構います。

場合によっては20代のうちに卵子凍結をしておく、という選択肢もあります。

私たちの場合は、低AMHという症状で卵子ができにくい体質です。

症状が発覚したのは28歳で、そこから採卵しても毎月1つか2つの卵子しか取れません。

こうなると、なかなか次のステップにも進めず、妊娠確立も低いのが現実

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もし、20代前半のうちに低AMHの症状に気づいていたら、早期に妊活を開始することもできましたし、少しでも多くの卵子が取れるうちに凍結しておくという選択肢もあったと思います。

妊活は何からするべきか?

妊活を始めたら、なにからすればいいのでしょうか?

妊活の初めは検査から

一番初めに行ってもらいたいのは検査

検査で大きな異常や病気が見つかった場合は、その治療を行う必要があるからです。

重大な病気であったり、無精子症なのにサプリメントを飲み続けても妊娠はなかなか望めません。
とりあえず、一度検査してみるといいでしょう。

もちろん、夫婦そろってがベスト
結婚前でも自身の状況を知るためには検査を受けることは効果的です。

ブライダル検査などもあります。

不妊治療だけでなく、若い独身女性が将来不妊にならないために、不妊予防に力を入れているクリニックも多いので、独身だからといって検査を避ける必要はありません。

検査で大きな異常がなければ、そのまま病院でタイミング法の指導や治療を受けてもいいし、一度自分たちだけでタイミング法や体質改善などに取り組むのもいいでしょう。

男性も20代から妊活すべき

男性も基本的には女性と同じで、まずは検査

精液検査くらいは早くからやっておくべきです。

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検査で異常がなければ通院でのタイミング法指導か、夫婦でタイミング法や体質改善に取り組みます。

男性の場合、不妊は女性の問題を考えがちですが、実際には男性に問題がある場合も約半数あります。

しっかりと夫婦で手を取り合い、妊活に向き合うことが大切

妊活には禁煙・禁酒も必要

妊活に取り組むうえで自分たちで努力する必要があるのが生活改善

バランスのとれた食生活や規則正しい睡眠、適度な運動などを行い、不摂生をやめましょう。

そうすることで、ホルモンバランスが良くなり、冷え症や生理不順なども改善され妊娠しやすい身体へと体質改善されていきます。

なかでも、禁煙禁酒は苦労する人が多いのではないでしょうか。

禁煙は、ホルモンバランスを崩し、体を酸欠にして、しまいます。

妊娠中の女性がタバコを吸えないことからもわかるとおり、妊活にはいいことは一つもありません。

男性であっても、精子の老化を早めることから、禁煙は夫婦で必須。

禁酒については、完全に断酒する必要はありませんが、やはりホルモンの乱れや冷え症、不眠につながりやすいことから、過度な飲酒は避けた方がいいです。

まとめ

女性の社会進出は喜ばしいことですが、働く女性と妊娠についての知識や考えはまだまだ追いついていないような気がします。

社会で活躍する女性が将来不妊に悩まないように、妊活や不妊治療について、一度よく考えてみるといいかもしれません。

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