妊活カップルも不妊治療のことは忘れて、たまには旅行を満喫するのがいいと思いますが、どうせ旅行に行くなら、旅先でも子宝に縁のありそうなところに行きたいですよね。
妊活の合間に行きたい北海道の子宝温泉をまとめてみました。
不妊治療と温泉の関係はこちら

温泉天国北海道は子宝温泉もいっぱい
雄大な自然においしい食材、北海道は観光地としては日本一人気があります。
ドライブやスキーなどのレジャーもいいですし、海の幸や乳製品などの食も豊富ですよね。
そんな北海道は温泉もたくさんあります。
北海道の温泉から、妊活夫婦が行くべき妊活に最適な温泉をご紹介
子宝神社とセットで行きたい「万華の湯」
こちらは中富良野町唯一の温泉施設で、広い露天風呂からは雄大の北海道の自然を堪能できます。
ラベンダー畑の駅も近く、観光とセットでも行きやすいです。
冷え症や健康増進、慢性婦人病に効果があり、妊活中の女性にはありがたい効果が目白押し
毎週水曜日はレディースデーをやっていますし、アメニティも充実
酒粕パックやミネラルBBクリームもあるんです。
そして、この温泉の最もポイントの高いところは、近隣にある子宝神社へ行けること。
子授けに効果がある子宝神社という意味ではなく、神社の名前が「子宝神社」なんです。
中富良野の「子宝神社」
南富良野町、金山湖の湖畔にある子宝神社
あまり有名な神社ではありませんが、ハート形に咲くかわいらしい桜の木があり、春には桜の名所になります。
御祭神は天照大神をはじめとした五柱の神様ですが、その中の倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が子孫繁栄の神様で、子宝・子授けに御利益があるとされています。
神社の前には「子宝松」という松の苗木があります。
また、神社の横には立派な「夫婦松」もあって夫婦で子宝祈願に行くにはいいと思います。
富良野の温泉とセットで行くといいでしょう。
北海道定番の子宝湯「登別温泉」
登別市にある温泉地、登別温泉
全国的にも有名な温泉地で、温泉街の奥に源泉地である地獄谷があり、常に噴煙を上げています。
私も行ったことありますが、地獄谷の散策は結構楽しいですよ。
鉄鉱泉・カルシウム泉・明ばん泉・ラジウム泉・硫黄泉など合計9種類もの温泉が湧いていて、温泉のデパートと呼ばれています。
中でも妊活カップルにお勧めしたいのが9種類の中の一つの「子宝の湯」
ここの子宝の湯に入って妊娠したという人も大勢いるくらいで、北海道の子宝スポットとしては有名です。日帰り温泉はもちろん、素敵な宿やオシャレなホテルも多いので、宿泊でも楽しめます。
地獄谷の風景や大湯沼川天然足湯などの温泉地ならではスポットや倶多楽湖などの見どころも多く、夫婦で楽しめること間違いなしです。登別のクマ牧場も有名ですね。
特に妊活カップルにお勧めなのが、2月に行われる湯まつりでの子宝餅つき舞があります。
子宝の湯伝説がある「摩周温泉」
摩周湖への観光拠点にある温泉街、摩周温泉
釧路川沿いと鐺別川沿いに温泉地が形成され、8つのホテルと2つの共同浴場、道の駅摩周温泉があり、駅前と道の駅には無料の足湯もあります。
1885年から続く温泉地で、かつては「ホテルニュー子宝」というなんとも妊活によさそうな温泉ホテルがあった場所です。
残念ながら「ホテルニュー子宝」は潰れてしまったんですが、釧路川湖畔に湧く温泉には子宝の湯伝説(後述)があり、ホテルの名前もその伝説から取ったものなので、温泉の効果には変わりはないでしょう。
神経痛や関節痛、慢性婦人病に効果があります。
道の駅では摩周湖展望台のリアルタイム情報が得られ、案内所ではドライブコースを考えてくれたりするので、摩周湖の観光とセットで訪れるといいでしょう。
釧路川にある「子宝の湯伝説」
釧路川沿岸の温泉に残る子宝伝説
明治の時代、釧路川のほとり美しい玉砂利の間から、熱い湯が湧き出ていたそうです。
ある時、子供が出来ずにいた女性が子宝を願いながら、数週間入り続けたところ、なんとあきらめていた赤ちゃんを授かる事ができたそうです。
それ以来、この湯は「子宝の湯」と呼ばれ、噂を聞いた人がいつもやって来ていました。
明治19年、東京帝国大学医学部のドイツ人教授が、この温泉を婦人病に特効があると評価して、
大正時代に旅館を開く折、その御利益を銘打って「子宝旅館」と名付け、そして「ホテルニュー子宝」と生まれ変わったそうです。釧路川子宝の湯伝説
残念ながら「ホテルニュー子宝」は無くなってしまったわけですが、伝説の残る温泉地で子宝祈願をしてみてはいかがでしょうか。
アクセス抜群、札幌の奥座敷「定山渓温泉」
北海道の温泉と言えば定山渓温泉
札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉の良さはアクセスの良さ。
札幌市南区にある定山渓温泉は札幌駅から1時間程度、新千歳空港からも2時間かかりません。
泉質はナトリウム―塩化物泉で、60度から80度と高温の源泉が毎分8,600ℓ湧く一大温泉地です。
効能は神経痛やリウマチの他、不妊症となっており、不妊治療中に行きたい温泉でしょう。
日帰りでも楽しめるのはもちろん、様々なイベントをやっていたり、温泉街には足湯や手湯、温泉卵をつくることができる「おんたまの湯」もあり、一日中温泉を楽しめることができます。
夏はラフティングや冬は札幌国際スキー場でのスキーなど、アクティビティも豊富
温泉街のあちこちで河童のキャラクターが出迎えてくれる子宝温泉です。
札幌観光のついでに足を延ばせるのも魅力的
治らぬ病なしと言われる然別峡の秘湯「かんの温泉」
北海道鹿追町にある秘湯かんの温泉(菅野温泉)
標高750mの渓谷にある一件宿で、「こもれび荘」という温泉宿
ウペペサンケ山から流れるユーヤンベツ川(湯がわき出る川)の畔にあります。
まさに秘湯というイメージですが、2008年から6年間休業し、大規模リニューアルを行っていますので、かなりきれいな宿になっています。
温泉は源泉かけ流しの湯船が11個あります。
かんの温泉は昔から「治らぬ病なし」と言われた100余年の歴史がある名湯で、13の源泉を利用して11の湯船へと引き込んでいます。
動力を使用しない自噴源泉100%かけ流しで、加温も加水も循環もしていないため、湯船の足元から湧き出している温泉もあります。
温度と湯の華はかんの温泉の「湯守」さんが毎日努力して管理しています。
時間は短いですが、日帰り入浴もやっているほか、滝の近くには貸切露天風呂があり、大自然の中で温泉を楽しめます。
もちろん宿泊もOKで、北海道十勝地方の食材を使用した夕食が楽しめます。
「治らぬ病なし」とまでいわれた「かんの温泉」なら不妊症に効果あるのも間違いなし
北海道の子宝温泉 まとめ
自然豊かな北海道には自然の中で楽しめる温泉がたくさんあります。
昔からの伝説が残る温泉やアイヌ語の地名にはなにか不思議なパワーを感じますよね。
それに寒い時期が長い北海道の温泉は冷え症にも効果が高そう。
ここで紹介した以外にも不妊に効くといわれる温泉は北海道にはたくさんあります。
道民はもちろん、観光で北海道へ行ってみようと思っている人は、妊活の手始めや体外受精の合間の息抜きにでも行ってみてはいかがでしょうか。
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