妊娠と入浴の関係は色々といわれていますね。
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妊活にはお風呂で入浴が効果的
妊娠したいならシャワーだけではなく、しっかりお風呂に入ること
これは、よく言われていますね。
私たち夫婦も妊活を始めてからはほぼ毎日入浴するようになりました。
妊活にお風呂がいい理由
妊活にお風呂が良い理由は、妊活の大敵である冷え性の改善やストレス軽減
冷え症は「万病のもと」と言われ、頭痛や不眠、生理不順などを引き起こします。
こうなると妊娠しにくい体質へと変わっていってしまうので、妊活中は入浴しましょう。
暑い夏でも、オフィスや電車でのエアコン冷えがあるので、身体の芯を温めることが大切
汗をかくことで、体温が上昇しやすくなり冷え症が改善されます。
ストレスについても、生理不順や不眠の原因になることからしっかりと入浴でストレス解消を図った方がいいでしょう。
入浴でヒートショックプロテインを増やそう
聞きなれない言葉ですが、近年注目されている抗ストレス作用を持つ物資であるヒートショックプロテイン(HSP)を入浴で増やすことができます。
ヒートショックプロテインは傷ついた細胞を修復したり、疲労の基になる乳酸の発生抑制や免疫力アップの効果があります。
ヒートショックプロテインは熱刺激によって増産されるため、入浴が最適
ヒートショックプロテインについて大塚製薬睡眠リズムラボのHP
妊活に効果的な入浴方法
ストレス発散や疲労回復、冷え症の改善を望むのであればややぬるめのお湯がベスト
お湯の温度は40度以下になるようにし、ゆっくりと浸かるのが効果的
42度以上になると、暑すぎるため逆に疲労を溜めてしまいます。
40度以下のお風呂であれば副交感神経が優位になり、身体も心もリラックス
半身浴も効果的で、その場合は胸から下を湯船に付けるようにしましょう。
ただし、ストレスが原因の後天的な冷え症や40代以上の年齢の方は、身体の水はけが悪くなっており、長時間の入浴は体を温めすぎてしまい、のぼせてしまいます。
すると、入浴でかいた汗で体を冷やしてしまう「冷のぼせ」を起こすことがあるので、このタイプの人は汗をかきすぎないように入浴時間等を調整しましょう。
副交感神経が優位になってくると血管が広がり、冷え症の改善に役立ちます。
血流がよくなると、必要な栄養が子宮や内膜にも運ばれて妊娠しやすい体質になっていきますよ。
ヒートショックプロテインの増加を目的とするのであれば体温を38度前後に保ちましょう。
お風呂の温度は40~42度でだいたい20分程度入れば十分
ヒートショックプロテインの効果は1週間程度続くので、週に2回はこの入浴法を取り入れるといいでしょう。
特に、入浴後2日後にヒートショックプロテインの効果が最大になるので、重要なイベントなどの2日前に試すのがおすすめ
入浴の注意点
入浴中の事故は家庭内の事故でとても多いので、安心・安全に入浴しましょう。
妊活男子は入浴には注意が必要
男性の睾丸は熱に弱いです。
そのため、身体の外側に付いているわけですが、あまり温めすぎると精子の質が低下したり精子を作る能力が低下してしまいます。
なので、男性の場合は長時間の熱いお風呂への入浴は避けた方が無難でしょう。
冬はヒートショックに注意
冬場の脱衣所やお風呂場との温度差で心臓に負担がかかってしまいます。
熱めのシャワーを浴室の壁に当てたり、脱衣所に小型のファンヒーターを置いて、温度差を少なくしましょう。
のぼせない
20分間は意外と長い時間
とくにストレスが原因の場合は「冷のぼせ」を起こしてしまいやすいので、無理せずに入浴時間や温度を調整しましょう。
20分や40度というのはあくまで一例であって、夏と冬でも最適な温度や時間は変わってきます。
脱水症状防止に水分補給を
お湯につかっている時はあまり喉の渇きは感じないかもしれませんが、入浴中は常に発汗しています。
脱水症状にならないように、入浴前にコップ一杯の水を飲んでおくといいでしょう。
湯冷めしないようにする
お風呂上りはからだがぽかぽかして気持ちいですよね。
しかし、薄着で生活したり冷たい飲み物を一気に飲むと湯冷めしてしまいます。
急激に体温を冷やさないように、パジャマに着替え、靴下を履くなどするといいでしょう。
ぬるすぎる温度では風邪をひく
お風呂の温度が低すぎる場合は、風邪を引いてしまう可能性も
自分にあった適温を見つけるのがいいでしょう。
熱すぎる温度設定では卵巣機能の低下も
お湯の温度が高すぎる場合は特に注意が必要
乳牛による実験では暑熱ストレス(熱さに対するストレス)が卵巣機能を低下させるという結果が、農水産業温暖化研究センターにより発表されています。
実験では、ある一定の熱さ以上になると急激に受胎率が下がっています。
イーストカルチュアー 製造元 ダイヤモンドVミルズ研究レポート
また、40度のお風呂に入ると女性の膣内の温度も40度近くまで上昇します。
その後、膣内の温度が入浴前の温度に下がるには1.5時間程度かかると言われています。
男性の精子が高温に弱いことを考えても、あまり暑すぎる温度は妊活には適さないでしょう。
前述したように、疲労回復やストレス解消も望めません。
まとめ
妊活中のカップルで、なんとなく入浴している人は多いんじゃないでしょうか?
冷え症改善のためにお風呂に入っている人も多いと思いますが、効果的に入ることで冷え症を改善して妊娠率を上げたいですね。
改めて入浴方法を見直して、妊娠しやすい体質を目指しましょう。
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