夏休み、東北旅行の一環で秋田県に行く人は多いんじゃないでしょうか?
実は、秋田には多くの子宝神社や子授け神社があり、妊活夫婦にぴったりなスポットが目白押し
そんな、秋田の妊活スポットで特におすすめな場所を紹介
秋田県の妊活スポットは花火大会と一緒に回ろう
東北地方の日本海側に面している秋田県は東京からのアクセスも遠く、あまり訪れる機会がないかもしれません。
しかし、東北ならではの豊かな自然や伝統的なお祭りなども多く、子宝スポットをはじめとしたパワースポットも多くあります。
きりたんぽやハタハタなどおいしい食べ物も多く、なまはげや大曲の花火大会に代表されるお祭りも多いです。
そんな秋田県の妊活スポットにぜひ行ってみてください。
私たち夫婦は大曲の花火大会とセットで子宝神社と温泉に行ってきましたよ。
不妊治療中でもお財布にやさしい、弾丸格安ツアーです。
秋田を代表する子宝神社「唐松神社」
秋田県、大仙市にある唐松神社・唐松天日宮(からまつじんじゃ・からまつあまつひのみや)
大仙市は大曲の花火大会で有名ですね。
地元、秋田だけでなく全国から子宝祈願に訪れる人が多い人気のパワースポット
地元では「境の唐松さま」と言われ親しまれています。
「女一代守神」である、女性の一生の幸せを願う神様が祀られており、子授け・安産の神様として有名で、テレビ版組「アンビリバボー」でも紹介されました。
社殿の裏側には子を授かる「抱石男石」、縁結びと安産をかなえる「玉鉾石」、子宝に恵まれる「女石(子宝の石)」の3体の抱石があり、ご神体に直接お参りすることができます。
お参りの仕方は独特で、願い事を唱えながら男性は右回りに、女性は左回りに進んで、「抱石男石」と「玉鉾石」を触るという手順を3回繰り返します。
社殿の内部には子どもを授かった人たちが喜びとして、たくさんの鈴が奉納されています。
唐松山と大曲の花火大会
神社の後ろには唐松山があり、参拝と合わせてこれに登るとより子授けのご利益があるそうです。
大昔は神社は唐松山の山頂にあったそうなので、山頂に行くことでご利益アップ間違い無しですね。
小さな山ですが、山頂からは絶景が
さらに、日程が合えば大曲の花火大会は必見ですよ。
新潟県の長岡、茨城県の土浦と並ぶ日本三大花火競技大会で、全国から観覧者が来るほどの花火大会です。日程が合う方は参拝とセットで花火大会もおすすめです。
秋田を代表する温泉郷の子宝の湯「乳頭温泉郷 孫六温泉」
十和田八幡平国立公園内にある乳頭温泉(にゅうとうおんせん)
秋田を代表する温泉郷で、日本でも有数の温泉地です。
そんな乳頭温泉ですが、子宝温泉としても有名なのはご存じですか。
乳頭温泉郷には手前の鶴の湯温泉から最奥の黒湯温泉までには計7軒の温泉宿があり、湯めぐり帖により7つの子宝温泉を巡れるようになっています。
すべてが子宝温泉として妊活に最適な効能がありますが、効果が高いと言われているのが孫六温泉
単純硫黄泉で高い効能から「山の薬湯」と呼ばれており、4つの源泉のうち「黒湯(ぬくたまの湯)」が子宝の湯になっています。
女性専用の露天風呂近くには子宝に恵まれるといわれている「金精様」がまつられています。
ゆったりとした時間を過ごせる宿で、日々の疲れを癒しつつ妊活に励んではどうでしょうか。
また、唐松神社と同じで、乳頭温泉には乳頭山への登山道があります。
登山道の途中には野湯である一本松温泉もあるので、山登りもセットで行くならこちらに足を運ぶのもいいかもしれません。
子授けはもちろん縁結びから夫婦円満まで「三皇熊野神社」
秋田県牛島にある三皇熊野神社(さんこうくまのじんじゃ)
江戸時代以前より三光大神として、「日、月、星」をお祀りする神社で、これらの御祭神を総称し三皇熊野大神と言います。
古来より神前に額ずき、御祈願を受けられると運命光輝くと言われています。具体的には天照大神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、須佐之男尊の三御神です。
伊邪那岐さまと伊邪那美さまはご夫婦の神で、天照さまと須佐之男さまはその御子神
夫婦の神様とその子供の神ということで、古くから、縁結び、子授け・安産等、私たちの人生に結びついた御利益があるといわれる神社です。
駐車場もあり、秋田駅からもほど近いことから、アクセスの良い子宝神社です。
日本最深湖 辰子伝説が残る神秘の湖「田沢湖」
秋田県仙北市にある日本で最も深い湖の田沢湖(たざわこ)
国内でも19番目の広さを誇る湖で、日本百景にも選ばれています。
水深は数々の測定記録があるものの、425mという記録も残るほどの深さ。
ちょっと怖いくらいの深さですね。
古くから地元の人たちの漁業がおこなわれており、かなりの歴史がある湖
田沢湖は北海道の摩周湖に迫る透明度で、なんと水深70mまで日光が入り込むほど
辰子伝説とその幻想的な美しさが相まって、とても神秘的なパワースポットです。
田沢湖の辰子伝説
田沢湖には辰子伝説という伝説が残されています。
田沢湖のほとり神成村に辰子(タッ子)、という名の美しい娘が暮らしていたが、いつの日か衰えていくであろう若さと美しさを何とか保ちたいと願うようになったそうです。
辰子はその願いを胸に、院内岳の大蔵観音に、百夜の願掛けをしました。願いに観音が応え、辰子は山深い泉の在処を教えてもらいました。そのお告げの通り泉の水を飲むと、激しい喉の渇きを覚え、いつの間にか辰子は龍へと変化してしまいました。
自分の身に起こった報いを悟った辰子は、田沢湖に身を沈め、そこの主として暮らすようになったそうです。辰子の母は、山に入ったまま帰らない辰子の身を案じ、やがて湖の畔で辰子と対面を果たしました。悲しむ母が、別れを告げる辰子を想って投げた松明が、水に入ると魚の姿をとったそうで、これが田沢湖のクニマスの始まりだと言われています。
北方の海沿いに、八郎潟という湖があり、ここにも人間から龍へと姿を変えられた八郎太郎という龍が、終の棲家と定めて住んでいました。しかし八郎は、いつしか山の田沢湖の主・辰子に惹かれ、辰子と共に田沢湖に暮らすようになり、主のいなくなった八郎潟は年を追うごとに浅くなっていきました。逆に主の増えた田沢湖は冬も凍ることなくますます深くなったそうです。
湖の北岸にある御座石神社には、辰子が竜になるきっかけとなった水を飲んだと言われる泉があります。この神社は美や縁結びに御利益があると言われており、一本の木から七種類の木が生えている「七色木」や辰子が自分の姿を映した「鏡石」などがあり、どれも不思議なパワーが宿っていると言われています。
さらに、鏡石から100mほど離れた場所には「願い橋」という木の橋もあり、ここで願掛けすると願いが叶うと言われています。
辰子伝説より
子宝小町の湯と子宝神社「小安峡温泉」
秋田県湯沢市にある小安峡温泉(おやすきょうおんせん)
皆瀬川沿いに広がる温泉街で、19件の旅館があり、足湯や飲泉場もあります。
日帰り入浴施設もあるほか、共同浴場も数件存在する大きな温泉地です。
全長8kmに及ぶ大噴湯があり、渓谷の岩場から熱湯が出て、湯けむり漂う、珍しい温泉地
栗駒山や高松岳など、東北を代表する名峰があり、登山客を中心に人気の温泉地
紅葉の時期は特にすばらしい景色で、栗駒山の紅葉や皆瀬川の渓谷は絶景です。
子宝の湯として、子宝小町の湯がありますがこの小安峡温泉には枕で有名な「子宝神社」があります。
小安峡温泉の子宝神社と子宝枕
小安峡温泉の子宝神社には「枕」が置いてあり、その枕を抱いて寝ると子宝に恵まれるという言い伝えがあるんです。
小さな神社で、小安峡のメイン通りからは外れていますが、大噴湯の駐車場から橋を渡ったところにあります。小さな神社で正式名称は「子寶神社」(こだからじんじゃ)と言うようです。
場所はこちら
温泉街に宿泊することで、子宝神社で枕を借りて眠ることができるんですよ。
ちなみに、この枕を借りて子供を授かったら、借りた枕ともう一つ、新しい枕をお供えしてお参りする習わしになっています。
実は私もここの枕をもらってきて、抱いて寝ています。
何となく手に取った枕、サイズは小さく15cm程度
誰かが作って置いてくれていたんですよね。
そう考えるだけで辛い不妊治療も頑張れるし、勇気をもらえます。
小安峡温泉の子宝神社の枕のご利益で妊娠を目指します。
秋田県の子宝スポットまとめ
定番の子宝神社から龍神伝説の残る湖、はたまた子宝枕まで、東北地方ならではの変わった風習が残る秋田県の子宝スポット
妊活夫婦は不妊治療で時間的にも金銭的にも大変だと思いますが、たまにはのんびり秋田旅行にでも行くと子宝に恵まれるかもしれませんよ。
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