【不妊治療体験記】9回目の体外受精へ向けて、新兵器「グローミン」を塗ってみた


前回、8回目の体外受精への挑戦では高刺激法に挑戦しました。

低AMHではあまり向いていないと言われる高刺激法ではありますが、結果は5つの卵胞が育つという過去最大の成果でした。

しかし、身体的、金銭的な負担が大きいことと、生理周期を2周期分費やしてしまうことから、高刺激法は一回で終わりにしました。

ここからは、9回目の体外受精へ向けての治療になります。

9回目の体外受精はやらずに、受精卵の凍結はどうか

ここまで8回の体外受精を行ってきましたが、8回目の体外受精では高刺激法で2週の整理周期を使って移植を行いました。

これにより、子宮を休ませることができたのか、子宮内膜がかなり厚く育ちました。

やはり、子宮内膜が薄い状態で移植しても着床率、すなわち妊娠率が低いことから、子宮内膜が厚い状態での移植が望ましいと考えるようになりました。

普段の体外受精では、1回の周期で採卵から移植までするため、子宮内膜を育てる期間が短く、いつも子宮内膜は薄く、採卵後の検診では4mmとか5mmとかでした。
移植時には8mm、9mmくらいまで育つこともあるのですが、あまり厚くならずに妊娠の期待値も低かったです。

そこで考えたのが、受精卵を凍結する方法。

1周期目では採卵のみ行い、2周期目は子宮内膜を厚くすることに専念するんです。

そのため、移植時には子宮内膜が厚い状態で受け入れられるというメリットがあります。

デメリットは生理周期を2周期分使ってしまうことですが、子宮内膜が薄く、何度移植しても着床しないのであれば意味がありません。
高刺激法で2周期使って、子宮内膜が育ったので、今後も移植前は子宮内膜を厚くすることに専念したほうが良いかなと思いました。

実際に凍結するかは、その時の採卵状況とかで判断しようと考えていますが、凍結も視野に入れて治療を進めていきたいと思っています。

新兵器「グローミン」の導入、体外受精でグローミンを使用する

グローミンとは第1類医薬品で、男性の精力剤として使用される塗薬です。

男性ホルモンであるテストステロンが配合されています。

男性ホルモン分泌不足による性機能の衰えなどの他、睾丸欠落症や先天性睾丸発育不全などの治療に使われる塗薬です。
主に男性に使用されますが、女性でも女性恥部無毛症などの治療に使われることがあります。

低AMHの場合でも卵子の質の向上卵巣機能を強化する効果があることから、先生に勧められました。

今までの治療で結果が出なかったことから、グローミンを使用してみることにしました。

不妊治療でのグローミンの使用

日本ではまだあまり使われないそうですが、海外では経皮吸収で低用量のテストステロンを投与することで、不妊症患者における妊娠おより生存出生率が増加しているそうです。

不妊治療に対する効果としては、卵巣機能の改善受精卵のグレードを上げる効果があると言われています。

男性ホルモンの血中値を上げることで、1~3か月程度で卵子の質が上がる事例が多いようです。

DHEAはグローミンとはどう違うの?

不妊治療をしているとDHEAという言葉を聞くことがあると思います。

これはデヒドエピアンドエステロンという副腎皮質ホルモンで、男性ホルモンであるテストステロンや女性ホルモンであるエストロゲンの元になる物質です。

通常は副腎や卵巣から分泌されています。女性ホルモンが妊娠に必要なのは当たり前かと思いますが、男性ホルモンには排卵誘発剤に反応する前の小さな卵胞の発育に効果があることがわかっています。

そんなDHEAは加齢に伴い分泌量が低下していきます。
ピークは20歳で、40歳ではピーク時の半分くらいになってしまうそうです。

4,5か月DHEAを摂取すると、血中AMH量の増加、採卵数の増加、胚の質や妊娠率の向上が見られたという報告もあります。

副作用は? グローミンを塗ると毛が生える

グローミンは男性ホルモンを塗るため、塗った部分の毛が濃くなるなどの症状があります。

そのほか、血中の男性ホルモンの増量によるにきびや皮脂の増量が見られることもあります。

DHEAはホルモン剤を摂取するため、細胞に直接影響を与えます。
乳がんなどの性ホルモンにより増殖するタイプの癌に悪影響があるほか、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を悪化させてしまったり、にきびや毛の増量、皮脂が油っぽくなったり、声が低くなるなどの男性ホルモンの副作用が見られることがあります。

グローミンの方がピンポイントに塗ることができるので、副作用も少ないようですが、人によって合う合わないはあるのかもしれません。

私の場合は、使用して3か月くらいですが、塗った部分(お腹の子宮のあたり)に毛が生えてきたような気がします。

購入方法は? グローミンは薬局で、DHEAは日本では買えない?

グローミンは市販薬であるため、薬局で購入可能です。女性には売ってくれない場合があるので、夫に協力してもらうといいでしょう。
我が家ではネット通販で購入しています。医薬品のため、メールで質問に回答する必要がありますが、簡単にできますよ。

DHEAのサプリメントは日本では購入が難しく、海外からの輸入か、クリニックで購入するしかないようです。

グローミンの導入 まとめ

副作用や費用の高いDHEAではなく、先生にはグローミンを進められました。

現在もお腹の子宮の上あたりに塗っています。
だいたい1cm程度を指にとり、夜寝る前に塗りこんでいます。
不妊治療で行う注射などと比べると、だいぶ楽な治療ではありますね。

9回目の体外受精は、受精卵凍結にするかもしれませんが、グローミンの効果で採卵や子宮内膜がどう変化するのか、見て行きたいと思います。
グローミンを使った不妊治療はまだまだ情報が少ないので、今後、変化があればしっかり報告したいと思います。

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