武漢発新型コロナウイルスによる肺炎の妊活中の人や妊娠中の人への影響


中国、武漢市の市場が原因と言われている新型コロナウイルスによる肺炎被害。
日に日に感染者が増えていき、日本でも感染者がでていますね。

世界的なパンデミックがどこまで広がるかはわかりませんが、被害が少なく収束することを祈るばかりです。

そんな新型コロナウイルスですが、ネット上では不確定な情報も含め様々な情報が飛び交っています。
妊活中の人や妊娠中の人は妊娠や胎児に対する影響が気になるところ。

調べて、まとめてみました。

新型コロナウイルス概要

まずは、新型コロナウイルスの概要について少し説明します。

より詳しい説明はもっと細かく分析しているサイトもあるので、そちらを見てください。

感染者のほとんどは中国 それも武漢

2月5日のニュースでは、コロナウイルスによる死者は492人、感染者は2万4516人と出ています。

かなりの数ですが、そのうち24000人以上が中国人です。

武漢などの都市封鎖により感染拡大を防げるか 中国以外は水際阻止が課題

武漢市では1月末から公共交通機関の運行が停止され、道路の通行も許可された車以外できなくなりました。武漢以外の湖北省の都市でも人の動きを制限しています。

湖北省以外の中国の都市も人の動きを制限しはじめており、今後の感染拡大が止められるかが注目点です。

中国以外の感染者は2月5日時点で、まだ192人です。

各国ともに、中国や武漢からの入国を制限したり、数週間の隔離措置を取っており、自国へウイルスを持ち込ませない施策を取っています。中国以外での患者数が急激に増えるようだと、対策が追い付いていないことになりますが、なんとか阻止している状態です。

感染力

WHOが見積もったコロナウイルスの基本再生産数は1.4~2.5となっています。

これは、一人の感染者が何人に感染させるかという感染力の目安です。
この数値はかつて世界を騒がせた中東呼吸器症候群(MERS)よりも高く、2003年に流行したSARSと同程度ということです。

ちなみに、毎年日本で大流行するインフルエンザも基本再生産数は2前後なので、インフルエンザと同じくらいの感染力と考えるとわかりやすいかもしれません。

しかし、この数字は現時点での暫定的なものであり、中国当局も被害をどこまで把握できているかわかりません。さらに強い感染力がある場合もあります。
人から人への感染も確認されていますが、空気感染するタイプではなく、つばなどの飛沫によって感染するタイプと言われています。

毒性

前述のSARSの致死率が約10%、MERSが約34%だったのに対し、新型コロナウイルスによる肺炎は2~3%と致死率は低いです。

ただし、これも暫定的な数値で、中国当局が把握できてない被害がこれから明らかになる場合もあり、各国の医療体制によっても変動してくる数値です。
現時点で毒性が低いと侮ることはよくないでしょう。

治療法と予防法

治療法はまだ確立されていません。

特効薬やワクチンも無い状態で、自己の免疫により回復していくしかないのが現状です。
熱や咳などの症状を和らげていく対症療法が治療の中心です。
海外ではリバビリンの静脈内注射などを使用することもあるようです。

予防法は通常のインフルエンザと同じで、空気感染はしないので、飛沫感染を防ぐためにマスクを着用したり、接触感染を防ぐためにこまめに手洗いしたりすることが有効です。

妊婦や妊活中の夫婦への影響

まだまだ情報が不十分な新型コロナウイルスですが、現時点での妊婦や妊活中の夫婦への影響についてまとめてみました。

新型コロナウイルスの妊婦への影響

妊娠中の方は体調管理には特に気を付けていますよね。
しかし、万が一新型コロナウイルスに感染した場合、どういった影響があるのか、それはまだよくわかっておりません。

影響が不透明なため、万が一、感染した場合は、帝王切開による出産となる可能性が高いです。

そのほかの感染症などから妊婦への影響を予想

まずは最も身近なウイルス感染症であるインフルエンザ。

インフルエンザによる胎児への影響はほとんどありませんが、母体の高熱や強い炎症反応により胎児に影響がある場合はあるそうです。しかし、ウイルスが直接胎児へ入り込み、悪さをすることはほとんどないとのこと。ワクチンや予防接種についても、妊娠中でも問題なく使用できます。

次に、過去に流行したSARSとMERSによる妊婦への影響です。

SARSは妊娠初期の感染者が5人いたそうで、そのうち4人が自然流産してしまったそうです。
しかし、5人とも臍帯血中にも、羊水中にもウイルスは検出されなかったということで、ウイルスが胎児へ移る可能性は低そうです。

妊娠後期の感染者も5人でしたが、うち2人は母体の死亡がありました。しかし、5人の新生児はすべて生存しており、周産期の感染もなかったそうです。

MERSの時には、妊娠中期から後期の感染者が5人いて、うち2人が感染中に死亡しています。
また、胎児2人が周産期死亡をおこしており、1人は子宮内胎児死亡、1人は緊急帝王切開を行い、4時間後に死亡しているそうです。

どちらの感染症の事例も件数が少なく、現在も研究中ですが、SARSの場合は胎児への影響は少なく、MERSの場合は胎児への影響が大きそうです。

最後に、その他の感染症についてです。

風疹が胎児へ悪影響を及ぼすことは有名ですね。
妊婦も予防接種はできず、胎児にウイルスが移った場合は、心臓・目・耳などに障害を起こす場合があるそうです。

はしかについても、妊娠してからは予防接種ができず、妊娠初期の女性が感染すると流産・早産のリスクが高まります。

おたふくかぜや水疱瘡も妊婦は重症化しやすく、注意が必要な感染症です。

このように、胎児や母体に影響がある感染症も多くあります。

新型コロナウイルスの妊活への影響

上記で取り上げた妊婦に影響がある感染症の予防接種は不妊治療中は受けることができない場合があります。予防接種後、一定期間を開けないと体外受精などの一部の治療ができません。

これは、治療が成功して妊娠した場合、胎児や母体に影響が出る場合があるからです。

新型コロナウイルスの妊婦への影響が不透明なため、妊活中の夫婦への影響もはっきりしたことはわかりません。

感染については、症状がでない人もいるそうで、知らず知らずのうちに感染して、そのまま治療を続けてしまう可能性もあります。

妊活中の人はより予防に力を入れたほうがいいでしょう。

まとめ

新型コロナウイルスは高齢者での重症化事例が多く、若い人は症状が軽い場合もあります。
また、潜伏期間が最大2週間と長く、無自覚のまま妊活を行ってしまう可能性もあります。

また、海外で治療に用いられているリバビリンなどは妊娠初期の妊婦には副作用があるなど、治療に制限もでてきます。

妊娠や胎児への影響がはっきりしていないので、妊活中の夫婦や、妊婦さんはしっかりと予防をすることが大切です。

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