最近、コロナウイルスによる自粛で家でテレビを見る機会が増えました。
すると、気になるのはテレビCM
私は特にゼスプリキウイのCMが気になります。
以前から、印象に残るCMをやっていますが、これを機にキウイを食べてみようかと思いました。
キウイで妊娠しやすくなる
めったに食べなかったキウイですが、実は妊活・不妊治療にとってもいい効果が満載なんです。
抗酸化作用のあるビタミンCが豊富
キウイはビタミンCが非常に多く、ゴールドキウイ1個にはなんと140mgものビタミンCが
これはレモン8個分で全食材でもトップクラス
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によるとビタミンCの一日の摂取推奨量は100mg(妊娠中は110mg程度)なのでキウイ1個で補えます。
しかも、ビタミンCは水溶性のビタミンで、熱にも弱いので毎日摂取する必要があります。
ビタミンCは抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれます。
活性酸素が増えると、細胞が老化していくので、妊娠するためにも体内から若返りましょう。
ビタミンCは免疫力強化やお肌をきれいにする効果もあるので、さらにうれしいですね。
ビタミンEで卵子や精子の質を向上
キウイにはビタミンEも豊富
ビタミンEはビタミンCと同じで抗酸化作用が強く、ビタミンCと一緒に摂取すると、相互作用によって抗酸化作用が高まるんです。
ダブルの抗酸化作用で卵子や精子の老化を防ぎ、質の向上が期待できます。
さらに、ビタミンEには血行を良くする働きがあります。
これにより、冷え性改善はもちろん、血流によって必要な栄養が卵巣まで届くことで卵巣機能の向上につながります。
男性であれば、末端冷え性やED(勃起障害)の改善にも効果的です。
キウイは葉酸が豊富で妊娠前から妊娠後もおすすめ
キウイには葉酸も豊富
葉酸は、妊娠に気づかないような妊娠初期の赤ちゃんを作るために必要な栄養素で、これが不足すると脳や神経といった人の身体の重要な部分に障害で生じる可能性があるので、妊活中の人や妊娠した人は葉酸をしっかりと摂取することが必要です。
実は赤ちゃんの脳は妊娠6週目にはすでに出来上がっていると言われており、そこまでに葉酸が足りてないと胎児に障害が出てしまうんです。
妊娠6週目というと、生理が遅れているかな、くらいの時期なので常日頃から葉酸の摂取が重要なんですね。
葉酸の詳しい記事はこちら
手軽に食べれるキウイであれば、日々続けるのも楽だと思います。
葉酸により流産率や死産率も低下すると言われていますよ。
カリウムで卵子の質が向上
キウイにはカリウムも含まれています。
カリウムは人の細胞内でもっとも多いミネラルで、ミトコンドリアの働きを活性化させます。
ミトコンドリアは卵子に多く含まれており、これは卵子の質の向上につながります。
身体を温めたり、有酸素運動をすることでもミトコンドリアを増やすことができますが、カリウムの摂取も効果的で、ミトコンドリアを活性化させて卵活に励みましょう。
また、余分な塩分を体外に排出する働きがあるカリウムはむくみの解消にもつながります。
クエン酸でキレート作用、鉄分摂取で子宮内膜を厚く
キウイにはクエン酸が豊富で、鉄分などのミネラルの吸収を促進する「キレート作用」があります。
鉄は子宮内膜を作る材料となり、子宮内の環境を整えてくれます。
鉄不足である、フェリチンの数値が低い人は妊娠しづらいと言われており、鉄欠乏にならないためにもキウイはおすすめできます。
クエン酸は血液をサラサラにし、冷え性を改善する効果もあるので、温活にもおすすめです。
まとめ
キャッチ―なCMで印象的なゼスプリキウイですが、キウイは妊活にうれしい効果がこんなにもあるんです。
さらに、キウイは血糖値が上がりにくい低GI食品でもあります。
カロリーも低く、妊活に必要な栄養素が小さいキウイに詰まっているので、簡単に続けられるのもおすすめです。
値段も安いので、気になった人は一つ買ってみてはいかがでしょうか。
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