武蔵境いわもと婦人科クリニックに2年間体外受精で通った感想

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武蔵野市の武蔵境駅にある「武蔵境いわもと婦人科クリニック」

一年以上も通院したので、行こうか悩んでいる人の参考になるよう通ってみた感想をまとめました。

武蔵境いわもと婦人科クリニックの概要

まずは武蔵境いわもと婦人科クリニックの概要です。

アクセス 駐車場は無い

〒180-0023 東京都武蔵野市境南町3-14-6 山桃ビル2F

JR中央線、武蔵境駅南口から徒歩5分と書かれていますが、実際には10分以上かかると思います。

都内の多くの不妊治療クリニックがそうですが、駐車場はありません

近くにはコインパーキングがありますが、結構利用されていることが多いです。

私も車で行くこともありましたが、止められない場合はコインパーキングを探すことになります。

コインパーキングに駐車した場合も、駐車場代などは出ないので、なるべく安いところに止めたいですね。

診療時間は20時まで 採卵や体外受精は朝一に実施が多い

診療時間は10時から20時までとかなり遅くまでやっています。

しかも年中無休

火曜日は18時半まで、木曜日の午後と日曜祝日は完全予約制

おそらく、予約が無いときに休んでいるんだとは思いますが、実際に日曜日に採卵してくれた時もありますし、夜遅くまでやっているのもかなり助かっていました。

ほんと、先生はいつ寝ているのか疑問になるくらい融通を利かせてくれます。

医師とスタッフの印象

お医者さんは院長先生一人だと思います。

坊主頭が特徴のこわもての先生ですが、性格はすごく気さくな方です。

ざっくばらんに話しやすくて、私は良かったですが、ぶっきらぼうに感じて、優しくしてもらいたい人にはもしかしたら合わないかもって感じです。

ブログなどもやっていて、情報発信もしていますし、海外の学会の情報なども熱心に勉強していて、新しい治療法などにもどんどん取り組んでくれてました。

もともとは不妊治療を受けていたそうで、それがきっかけで医師になったとか

そのため、治療にも熱心に取り組んでくれていた印象です。

看護師さんは5、6人でしょうか。

特別何かあるような感じではありませんが、先生の影響か結構あっけらかんとしている人も多く、重くなりがちな不妊治療ですが、私は気分が明るくなり良かったです。

デリケートな問題なので、あまり軽く取り扱われるのが嫌な人はちょっと対応に不満がでるかも。

基本的にはみなさん優しかったです。

いわもと婦人科クリニックに通った感想

実際に私が治療を受けての感想

検査結果次第では転院を進められることも

まずは検査ですが、私の場合はAMHの数値が悪かったので、その治療に強い病院を進められました。

中途半端に治療せずに、それぞれ専門分野があると思うので、紹介してくれるのは誠実と言えるのではないでしょうか。

治療を受ける側はまた別の病院に行くのは大変なんですけどね・・・

体外受精は先着順 採卵失敗が多かった

体外受精は朝一で行うので、午後から仕事に行けたのは良かったです。

ただ、先着順になるので、2番目とかになると待ち時間が発生して、それで排卵してしまったこともありました。

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採卵前の超音波検診では卵胞が見えていても、採れなかったことも何回かありましたが、この辺はしょうがないそうです。

ただ、この後転院した立川ARTクリニックの方が採卵の腕は良かったような・・・

ただ、局所麻酔と全身麻酔ではやりやすさも違うのかもしれません。

麻酔は部分麻酔か全身麻酔か選べますし、採卵後もカーテンで仕切られたベットで休めます。

お菓子や飲み物のサービスはありませんが、特に不満はありませんでした。

ただ、どうしても狭い病院なので、他の患者の状況が聞こえてしまうのは気になる人はダメかもしれません。

体外受精の料金は凍結しないのであれば10万円ちょいとかなり安いプランがあり費用的には助かっていました。

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人工授精 採精室は広い

旦那と二人で体外受精に行ったとき、その場で排卵してしまった時があって、一度だけ人工授精に切り替えた時がありました。

男性用の採精室は広めで、ソファにシートを敷いて座ることができます。

小部屋には曇りガラスの窓もあり、精神的にも暗くなりにくいです。採精後に手を洗うための手洗いもあり、最後はブザーで看護師を呼ぶと来てくれます。

部屋の入口も病院の一番奥で目立たないのもいいですね。

治療方針が変わることも

これは、どこの病院もそうですが、最新の論文などを基に治療を進めているので、治療方針が変わることもあります。

私が治療していた最初の時は、体外受精で移植する際に内膜を傷つけて着床を促す、ということをやっていましたが、最新の研究では効果が無いことが発表されたとかで途中からやらなくなりました。

とにかく痛いので、ありがたかったですが・・・

最新の研究結果は参考に治療をしてくれているからこそなんですが、人体実験されているような気分にもなります。

まとめ

最後に、武蔵境いわもと婦人科クリニックの良かったところと悪かったところをまとめます。

いわもと婦人科クリニックの良かったところ

なによりも診療時間が遅くまでやっているのが良かったです。

さらに、どうしても仕事で都合がつかない時に先生に相談すると、結構融通を効かせてくれます。

忙しいはずなのにとっても優しい

それから、体外受精の費用がとにかく安いのもありがたかったです。

治療プランによりますが、成功報酬型なら10万円前後で体外受精ができます。

いわもと婦人科クリニックの悪かったところ

医師が一人しかいないので、治療法を変えたくなったり、他の観点から診てほしいと思った時は困ってしまいます。

先生自身が色々と試行錯誤しながら治療してくれるのはとてもありがたいですが、大勢の医師がいれば色々な経験や知識を基に治療が進められるので、一長一短かなと

基本的には薬はあまり使わずに体外受精等も行う方針のようなので、それが合わないと妊娠まで長いかもしれません。

まとめ

以前のみずほ女性クリニックよりも本格的な不妊治療ができたので、私自身はとても満足して治療していたクリニックです。

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良くも悪くもアットホームな病院という印象でした。

オススメできるクリニックですので、通院を迷っている方は参考にしてください。

 

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