L-カルニチンはスポーツ大好きなアクティブ妊活夫婦におすすめ


アクティブ夫婦は不足しがち L-カルニチン

不妊治療クリニックに行き、不妊治療を開始したところ、L-カルニチンのサプリを渡され、摂取するように言われました。
L-カルニチンとはなんなのでしょうか? 妊活への効果とあわせて紹介します。

L-カルニチンとは 体内で生成できるアミノ酸の一種

L-カルニチンは必須アミノ酸のリジンとメチオニンから構成された成分で、これらを基に肝臓で合成されます。体内でたんぱく質の形をとらない、遊離アミノ酸の一種です。

L-カルニチンの役割は筋肉でエネルギーを生み出すお手伝い
人間の筋肉はブドウ糖や脂肪酸をエネルギー源として活動しており、この脂肪酸を筋肉で適切にエネルギーに変えるためにミトコンドリアへ運ぶ役割を担っています。

どんなにたくさんの脂肪酸があっても、L-カルニチンが不足していると、脂肪酸をエネルギーに変えることができません。

L-カルニチンはダイエット分野で注目されている

L-カルニチンが脂肪酸をエネルギーに変える働きをしている、という説明を聞いて、ピンと来た人もいるかもしれませんが、そうです。

L-カルニチンダイエット分野でも注目されているアミノ酸

L-カルニチンが体内でつくられる量は年齢と共に減少し、L-カルニチンの不足により脂肪酸をエネルギーに効率的に変えることができなくなるんです。特に、ダイエットのために食事制限をしている人はL-カルニチンが不足しがち。そのほか、スポーツが好きな人もL-カルニチンを大量に消費してしまい、不足しがちなので、こういった人はサプリなどで補うと効果があるかもしれません。

ただし、L-カルニチンは筋肉内に必要なアミノ酸で、サプリメントを飲んでも血中のL-カルニチンはわずかに上昇するらしいですが、筋肉内にまで影響するかははっきりとわかっていないようです。

L-カルニチンは心臓病にも効果的

筋肉で脂肪をエネルギーとして消費する手伝いをするL-カルニチンですが、心臓の筋肉にも効果があるんです。

そのため、心臓の働きが弱り、息切れや動機がする人など、心臓に問題がある人への薬としての使用されています。

L-カルニチンは妊活にも効果的

脂肪酸を筋肉に運ぶ役割があるL-カルニチンですが、心臓の筋肉にも効果があるように、体中のすべての細胞にエネルギーを運んでいます。

当然、精子や卵子を作る細胞へもエネルギーを運んでおり、L-カルニチンが不足していると、これら妊娠に必要な細胞が悪くなるのは簡単に想像できますね。
血流を促進し、妊娠するための細胞にエネルギーを運ぶことは妊娠に効果的です。

さらに、エネルギーを細胞(ミトコンドリア)に運ぶ際に、このミトコンドリアの保護も行っており、精子や卵子のミトコンドリアを保護してくれる役割もあります。

L-カルニチンは男性不妊にも効果的 精子の運動率が改善

細胞にエネルギーを運んで元気にするL-カルニチンを摂取することで、精子の運動率が改善したという話もあります。

特に男性の場合、スポーツをやっていたりすると、L-カルニチンを大量に消費していて、不足している場合があります。男性も摂取するのは有効でしょう。

L-カルニチンは胎児への好影響も

胎児とへその緒の血中カルニチン濃度を調べると、母体の濃度よりも高いそうです。

これは、胎児は体内でL-カルニチンを作り出す能力が不十分であり、母体からL-カルニチンを供給しているからだそうです。

L-カルニチンは新生児の生存と正常な発達に必要なアミノ酸で、妊娠中は胎児へ供給するためにより多くのL-カルニチンが必要になるので、妊娠後も積極的に摂ることが有効です。

30代以上はL-カルニチンを積極的に摂取すべし

L-カルニチンが体内で生成される量は年齢と共に減少します。
20代の内は体内で十分な量が生成されますが、徐々に減り始め、60歳では20歳の時の約60%にまで減ってしまうそうです。

また、身体を動かすことが好きな人や仕事で体を動かす人、ダイエットなどで食事を十分にとっていない人はさらに不足しがちになるので、より注意が必要です。

L-カルニチンを食事からとるなら牛肉がおすすめ

日本では、L-カルニチンの摂取目安量はとくに定められていませんが、スイスでは1000mg/日、アメリカでは20mg/kg/日となっています。体重50kgなら1日に1000mgということですね。

体内で合成されるL-カルニチンは副作用はありませんので、食事から積極的に摂っても大丈夫

特に多く含まれている食材は肉類で、中でもラムやマトンなどの羊肉が170mg/100gと最も多いです。肉類では牛肉が80mg/100g、鶏レバーが95mg/100g、豚肉が20mg/100g、鶏肉が10mg/100g

肉類以外では赤貝やアオリイカなども多く、貝類やイカ・タコは比較的多いです。

対して、野菜類はほぼ0になっており、年を取って肉類を食べる量が少なくなると、さらにL-カルニチンが減少してしまうので、お肉もなるべく食べましょう。

食事で補うことが難しい場合、サプリメントでの摂取も可能ですが、サプリの場合は吐き気や下痢などの副作用が起こることもあるので、注意が必要です。

まとめ

L-カルニチンはダイエット分野で注目されてきたアミノ酸ですが、細胞(ミトコンドリア)のために必要なアミノ酸で、不妊治療中妊活をしてる夫婦にもおすすめのアミノ酸です。

年齢と共に減少していく上、肉類を食べる量が少なくなったり、普段から体を動かすことが多い人は不足しがちなので、意識して摂る必要があるでしょう。

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