コロナウィルスによる自粛が明け、再開した不妊治療
しかし、転院先の病院での精液検査でなんと異常が発覚
今まで何度か精液検査をしていて異常はなかったのに・・・
何個か原因は予想したものの、とりあえずは対策をしていきます。
精液検査の結果を改善する3つの方法
精液検査の結果は変動が大きく、日々の生活をちょっと意識するだけど変わるそうです。
WHOのガイドラインでも1回の精液検査では評価が十分とは言えないと書かれています。
1回の検査結果が悪くても、落ち込まずに対策を取って精液の質を上げていきましょう。
今回は乏精子症・精子無力症・奇形精子症と言われた私が、病院から言われた改善方法を紹介します。
①漢方、八味地黄丸を服用して生殖機能を向上させる
まず、病院からは漢方の八味地黄丸を処方されました。
これは、身体の弱った機能を補う漢方だそうで、足腰や非尿生殖器など下半身の衰えに最適だそうです。
確かに、服用を開始してから元気になった気がします。
八味地黄丸は、主に精巣機能の回復を期待して処方され、睾丸組織中のテストステロン濃度を増やし、精子を造る造精子機能障害を改善する効果が期待できるそうです。
不妊治療以外では冷え性が原因の腰痛や、女性の月経不順などの対策として処方されます。
男性不妊における他の漢方の処方は、補中益気湯(ホチュウエッキトウ)が乏精子症に、柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)が乏精子症や男性の更年期障害、ED(インポテンツ)や早漏に効果があるそうですが、これらは私は処方されませんでした。
②ボクサーパンツをトランクスに変更
それから、医者からボクサーパンツ禁止令が出されました。
やはり睾丸に熱がこもるのが良くないらしく、これからの夏は特にトランクスにするように言われました。これも簡単にできることなので、取り組みたいと思います。
ただ、仕事の時にスーツを着るとちょっとゴワゴワして慣れませんがね。
③生殖機能を高める栄養、精子の元になるタンパク質を摂る
たんぱく質は身体を作るのに必要な栄養素で、たんぱく質が消化吸収されてできたアミノ酸が精子の形成に使われているので、たんぱく質は精子の原料です。
摂取目安は男性であれば大体50gから60gが目安と言われています。妊活中の人はさらに多めに80g程度は摂りたいです。
たんぱく質は取りすぎによる弊害はありませんので、意識して多めに摂りたいところ。
しかし、これが意外と難しくて、たんぱく質が多いことで有名な鶏のささみで23g/100g、卵黄で16.5g/100gです。
鶏のささみは1本50g程度ですので、ささみ1本で12g、Lサイズの卵では卵黄は20g程度ですので、卵一個で約4gのたんぱく質です。
精子の質を向上させるその他の取組
漢方、陰嚢部の温度上昇を避けるトランクスの着用、精子の元になるたんぱく質摂取、と3つの取組を紹介しましたが、そのほかにも気を付けていることはあります。
栄養で言うと、他は栄養相談で言われた亜鉛不足やリコピン不足に注意して生活してみようと思います。調べてみると葉酸も男性にも良いみたいです。
葉酸はDNAの生成に必須な栄養素なので、男性にも効果があるとか。精子の酸化を防ぐために抗酸化作用が高い栄養も意識しています。例えばビタミンC、D、E、コエンザイムQ10などでしょうか。最近は、キウイフルーツを食べるようにしています。
栄養相談の記事はこちら
元々、喫煙はしませんが、喫煙すると精子数が20%減ったというデータもあるので、愛煙家は禁煙したほうがいいでしょう。
お酒も大量の摂取や習慣的な摂取は精子の質が低下するそうです。
それから、デスクワークで長時間座っていると、血流が悪くなり股間が圧迫されて良くないそうです。
陰嚢部の温度の上昇にもつながります。同様に、サウナや長風呂も注意が必要
それから意外なのが長期間射精しないこと。
長期間射精しないと精液中の死滅精子など、質の悪い精子が増えてしまい、良くないそうです。古い精子を溜めないためにも1週間以上射精しない期間を設けないようにしましょう。
精液検査の結果が改善させるのは3か月後
精子がどうやってできるかというと、精子の元になる精祖細胞という細胞が第一次減数分裂を起こして、精母細胞になります。そして、第二精母細胞となって、第二次減数分裂を行い、精子細胞になります。
最後に、精子細胞が成長して精子の頭やしっぽ部分が形成されると精子となり、完成になります。
この過程には3か月かかると言われており、体質改善などの効果があらわれるのは3か月後と言われる所以です。
様々な努力が精液検査の結果に反映されるのは3か月以降経ってからだ、と考えておきましょう。
まとめ
精液検査の結果が悪いとショックを受けてしまう男性は多いですよね。
しかし、結果が変わりやすい検査でもあるので、一度の検査結果だけであまり凹む必要はありません。しっかりと対策を意識して生活することで、3か月後にはいい結果になる可能性も高いです。
私も、これからは日々の生活で意識して検査結果が変わるか、見ていきたいと思います。
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