保育園の運動会直前 採卵の結果を聞きに行った
いよいよ運動会が目前に迫ってきましたが、立川ARTレディースクリニックで2回目の採卵を行ったので、採卵後の受精確認に行ってきました。
採卵の結果
まずは、採卵の結果
採卵当日は3つ採卵できたとしか聞かされませんでしたが、卵子の状態や精子の状態について詳しいことは受精確認時に聞くことになります。
採卵した卵子の状態 1つは未成熟卵
まずは卵子の状態について。
事前の検診では卵胞は1つは確実
もう1つ、小さい影が見えるので運が良ければ2個とれるかな、という話でしたが、採卵を終えてみると「3つ採れました」とのこと。
採卵当日はここまでしかわからないんですが、受精確認の時にこの3つについて詳しい話を聞くことができます。
1つは14mmで、これがおそらく確実と言われていた卵胞でしょう。
そして、もう一つは11mm
これが、事前の検診で見えていた小さい影ですかね。
そして、最後の一つが8mmの未熟卵(未成熟卵)
事前検診の後に大急ぎで育ったのか、陰に隠れてて検診では見つけられなかったのか・・・
原因はわかりませんが、とにかく3つ採卵できて1つが未熟卵だった、ということです。
採精した精子の状態 奇形率が高い
採卵当日に受精させるために採精もしているのですが、この結果も受精確認の時に渡されます。
転院して最初の診断で行った精液検査では、病気とまではいかないけれど精子の質はあまりよくないと言われ、たんぱく質の摂取や漢方の摂取を続けていました。
その時からちょうど3か月なので徐々に良くなっているかな、と思いきやまだあまり数値は良くないようで、特に奇形率が高めのようです。
奇形精子は通常、精液内に一定数いるものですが、この割合が多くなり70%以上が奇形となると奇形精子症とされるそうです。
70%は全然ないものの、体外受精で通常受精させるのはちょっと不安な数値だそうで、今回も顕微授精になりました。
以前から、精子が2つ入り込んだりして受精失敗することも多かったので、多少費用は掛かっても顕微授精の方が安心かもしれません。
凍結できた受精卵は1つ
3つ採卵できて、凍結できた受精卵は1つでした。
未熟卵は成長がストップ
未熟卵を培養して、受精できるようする培養してくれましたが、成長がストップしてしまいダメでした。
未熟卵子は妊娠率が極めて低く、それなりに採卵数がある場合は廃棄することが多いそうですが、低AMHで採卵数が多くないため培養してくれたようです。
体外受精の手法の一つにIVM (未熟卵体外成熟)というものがあり、これは卵巣を低刺激で刺激して7~10mmの未熟卵を採卵し、体外で成熟卵まで培養して体外受精し、移植する方法です。
おもに卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の恐れがある人に使う体外受精の方法です。
こういった手法があるくらいなので、未熟卵だからと諦めることは無いのですが、IVMであっても未熟卵が成長する確率は50%のようです。
成熟卵のうち一つは胚の分割がストップ
前回は初めての採卵だったので、受精後すぐに凍結しましたが、今回は2回目、すでに凍結胚が2つあるので、胚の分割を進めてから凍結したそうです。
そして、2つのうち1つは受精後すぐに分割が止まってしまい、ダメだったようです。
残りの1つは胚盤胞までは行きませんが、少し分割した状態で1つ凍結しました。
胚のグレードは3
体外受精で使えるレベルとしては一番下のグレードですが、先生の話ではあまり関係なくグレード3でも妊娠している人は多いと言っていました。
グレードの基準も病院によって違いますし、この辺はあまり気にしないようにします。
まとめ
立川ARTレディースクリニックでの2回目の採卵を終えて、無事に1つ凍結できました。
これで、凍結できた受精卵は全部で3つ
採卵は痛くてつらいですし、お金もかかるんですが、今までの治療の経過を考えてももう少し凍結胚を溜めてから移植をしたいと思います。
とりあえずは3回目の採卵に向けて治療開始ですが、その前に保育園の運動会ですね。
なんとか採卵と採卵の間に運動会を終えられそうなので、とりあえずは一安心
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