先日、東京都の里親講習を受講してきました。
コロナ禍ということもあり、オンライン開催です。
特別養子縁組を受けるには里親登録が必要
以前、こちらの記事で詳しく書きましたが、特別養子縁組を受けるには里親登録が必要です。
制度については東京都や厚生労働省のHPを見ていただきたいのですが、なかなかわかりづらいですよね。
児童相談所は場所柄、色々な口コミなどがありますが、里親担当の人はとても親切で優しい人が多いので、わからないことがあれば聞いてみるといいですよ。
オンラインによる里親講習
今回は、最初の児童相談所での面談を終え、次のステップである講習です。
実技講習もあるのですが、まずは座学
里親登録を受ける人全員が必要な講習と、新生児の里親を希望する人が受ける講習がありました。
Skypeによる講習で、こういったマイク付きのカメラが必要です。
ウェブカメラってやつですね。
私たちもこれを使いましたが、特に不具合はなかったです。
美容ユーチューバーなどではないので、カメラの解像度も高い必要はないですし、マイクも最低限使えればOK
スマートフォンで受講している人たちもいたみたいですが、画面が小さく、夫婦で長時間見るのは辛いと思いました。
途中、休憩はありますが、午前中から夕方までの長丁場ですからね。
出欠確認や質疑応答でこちらの声を届ける場面があるので、マイクは必須
ミュートを切ってから話すようにしましょう。
オンラインでも会話は弾む
私が受けた講習では、最後はグループディスカッションで、何個かのグループに分けられて実際に里親さんをしている方がグループに加わり、座談会みたいな感じで話す場がありました。
Skypeのグループ分けみたいなのは運営がやってくれます。
1グループ5,6組のなのでオンラインでも十分会話でき、普通に色々な話を聞けました。
運営への質問は電話がベター
受講終了後や休み時間に色々と質問している人がいましたが、運営側もカメラをオフにしていたり、カメラの前に誰もいなかったりします。
この後の講習の流れとか、書類についてなんかで個別に聞きたいことがあれば、Skypeで聞くんじゃなくて、事前に知らされている連絡先に電話して聞いた方がよいと思います。
私たちのところでは当日の連絡先として携帯電話の番号が伝えられていました。
里親講習の内容
講習の内容はとても参考になるものばかりでした。
自宅で、午後の時間などは眠くなってしまうかな、と心配していたんですが、それもほとんど無かったです。たまに、席から立ち上がってみたり、コーヒーや炭酸水を飲んだりできるのもオンラインのいいところですね。
我が家にはオフィスチェアは無いので、ダイニングテーブルとイスで受講していたので、お尻が辛かったことくらいです。
まずは、里親制度の概要やどのくらいの人が利用しているかなどの制度の概要や法律について
里親を必要とする子どもが大勢いることや、そういった子どもの現実
施設では無く、なぜ里親が必要なのか
新生児を迎え入れるにあたってのパパママ研修的な内容もあり、不安はかなり解消されました。
やはり、里親を経験している人から直接話を聞けるのは大きいですね。
それから、周りの人の質疑も聞けるので、自分では気づかなかった疑問点なども解消できます。
自分ひとりでネットで調べるだけではこういった気づきは生まれませんからね。
講習の次は実習へ
延べ4日間の講習を終えた後は、いよいよ実習
実習は保育園や乳児院などに2日ほど行くそうです。
保育士経験があれば実習は免除なのですが、うちは夫は免除にならないので一人で行くことになります。
不妊治療には圧倒的に向かない職業の保育士ですが、こんなところで役に立つとは・・・
不安ですが、里親登録へ向けて着実に進んでいる感じがしていいですね。
普段の不妊治療は、結果が出ずに足踏みばかりのことも多いので、頑張れって行動すれば前に進めるというだけで大分気持ちは楽です。
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