低AMHで不妊治療を7年して妊娠した私が選ぶ効果的なサプリ4選

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不妊治療をしていると本当にたくさんのサプリを飲む機会があります。

一回で5錠や6錠なんて当たり前、しかも保険適用外の薬もあったりして1粒1000円なんてのもありました。

効果が無ければ別の薬を試して・・・
海外の論文で新しいサプリの効果が発表されたらそれを試して・・・

などなど、とっかえひっかえ種類もたくさん試します。

それを繰り返すうちに自分にあったサプリなどが見つかり、徐々に妊娠に繋がっていくが理想なのですが、なかなかうまくいかないし、時間もかかるので辛いですよね。

低AMHの不妊治療に効果があったサプリ5選

今回は、低AMHで不妊治療を7年間した私が、効果を感じたサプリを個人的にですが5つ選んで紹介したいと思います。

初めて胚盤胞になったミオイノシトール

ミオイノシトールはビタミンB類似物質で、体内でレシチンの生成を促したり、脂質や糖代謝を調整する働きがあります。

近年は、卵子や胚の質が良くなると言われ、体外受精患者に摂取を進める病院が増えているようです。

ミオイノシトールについてはこちら、旭化成「ミオイノシトールってなぁに?」

私は、粉末状で飲みやすいこちらの商品をリピートしていました。

国産で安心感がありますし、甘味があるのでヨーグルトや飲み物に入れて摂取しやすいです。

薬やサプリを大量に飲んでいたので粉末状なのはありがたかったです。
サプリのカプセルなどはあまり体に良くないですしね。

実際にこちらのサプリを飲み始めてから初めての胚盤胞が出来き、採卵で取れる卵胞の数も増えてきました。

そしてその胚盤胞移植で妊娠

低AMHの私がミオイノシトール飲んだら胚盤胞が初めて出来た
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効果はあったと思っています。

精液検査の結果が改善したタウリン

お次も妊娠という結果にコミットしたサプリ

タウリンはリポビタンDなんかでも有名な栄養素で、人間には体重の0.1%のタウリンがあると言われ、心臓などの臓器や組織に広く含まれている重要な成分です。

母乳の中にも含まれており、特に精子にタウリンが不足していると受精障害や受精卵の成長が止まりやすいと言われている重要な栄養素なんです。

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そんなタウリンですが、男女ともに超重要であるため、私たちは夫婦で摂取していました。

摂取を開始してまず感じたのが朝スッキリ起きれること。

もちろん、朝は基本的に憂鬱ではありますが、体の重さなどがタウリンを摂る前より少し楽になっていると感じました。特に夫の方が顕著でしたね。

さらに、不妊治療ではミオイノシトールと同時期に飲んでいたというのもありますが、採卵数が低AMHなのに5個や6個になり、人生初の胚盤胞に育ちました。

その後は前述したように妊娠です。

タウリンは採卵時には細胞の分割率を改善して胚盤胞到達率を向上させ、移植後においては細胞の炎症を抑えて子宮内膜の状態を良くし、妊娠後については胎児の体や脳の発育を助ける働きがあるので、不妊治療や妊活中の人は常に意識して取りたい栄養素です。

子宮内フローラを改善して着床したラクトバチルス菌(乳酸菌)

様々な菌によって生かされている私たち人間にとって乳酸菌(善玉菌)はとても重要だそうです。

当然、子宮内にも子宮内フローラと呼ばれるほどの菌がいて、それらが良いバランスになることが移植後の着床率を高めるとされています。

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中でもラクトバチルス菌は子宮内の状態を良くしてくれて、病気を防いだり妊娠を手助けしてくれる不妊治療中の女性の強い味方なんです。

ラクトバチルス菌が乾燥保存されたタンポンを膣に入れることで子宮内フローラを良くするのですが、実際に妊娠に繋がりました。

飲みやすいミオイノシトールと違いタンポンタイプの薬なので摂取しずらいのがとても辛かったです。毎日苦行でしたが、どうしても辛い人はサプリタイプのものも売っているので、それでもありかも・・・

初の胚盤胞が一発で着床して妊娠に繋がったのは、子宮内フローラを整えたおかげかもしれません。

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男性ホルモンの塗り薬グローミン

最近は使用していませんでしたが、初期のころに使用した薬で効果が出ていたのがグローミン

男性ホルモンの塗り薬で、主に男性のEDなどに使用されますが、不妊治療でもまれに使用されることがあるようです。

塗り始めた当初は低AMHながら採卵数が3個と着実に増えて効果を感じることができました。

ただ、その後は薬の効果に慣れてしまったのか、採卵数が落ち込むこともあり、継続して効果を感じることができなかった薬でもあります。

また、男性ホルモン剤なので、塗った部分(お腹)に毛が生えてくるようになったのはとても嫌でした・・・

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その他のサプリ

他にも不妊治療で様々な薬やサプリを使ってきましたが、特に効果を感じたのはこれらのサプリでした。

紹介した以外では、プラセンタやビタミンD、ビタミンEなどのサプリや点鼻薬のブセレキュア、副作用が強いクロミッドなどの薬も摂取してきました。

これらは7年間の不妊治療中はほぼずっと飲んでいたので、効果があったのかもしれませんが、直接妊娠に繋がったかと言うと疑問はあります。

ただ、血液検査などではビタミンD不足などを指摘されていたのが、サプリを継続摂取したら改善はしたので、妊娠しやすい身体づくりにはつながったのかも

まとめ

グローミンは医薬品ですが、どのサプリも気軽にネットなどで購入できるもので、不妊治療で効果を感じることができたサプリです。

特に私と同じ低AMHで悩んでいる人は一度試してみるのもおすすめ

不妊治療中の方は医師に相談してみてもいいかもしれませんね。

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