4回目の体外受精に挑戦しました。
初めての体外受精体験記はこちら

また、今回の治療後はしばらく不妊治療に専念するため保育士の仕事を辞めようと考えています。
背水の陣で4回目の体外受精に挑戦です。
4回目の体外受精に挑戦
4回目の体外受精をしました。
今回で成功させたい・・・
仕事を辞めることも決まっていたので精神的にも少しは楽でした。
ストレス無くできたから治療の結果もいいかもと期待しています。
採卵前検診で卵胞の数は2つ
事前の検診では、卵胞は2つ
低AMHにしては、ここまで安定的に採卵できてます。
今回も2つ採れるなら少しは前向きに考えられるかな・・・
いつぞやは「いつ閉経してもおかしくない」とまで言われて不安でしたが、なんとか体外受精には挑戦し続けられています。
後は、以前のように採卵時に排卵しちゃってないことを祈るだけ
採卵成功
そして、採卵
無事に2つのたまごを採卵することができました。
今回もいつもどおり局所麻酔だったのですが、今回はすごく痛かった。
なかなか採れなくてお腹をグイグイ押されて吐きそう・・・
採卵はそのときによって痛み方が違うようなので、卵胞の数が多い人は全身麻酔のほうがいいかもしれませんね。
初めての受精失敗
そして採卵翌日の受精確認
今まで3回やってきた体外受精の受精率は100パーセント
受精に関しては結構安心してました。
ですが・・・
今回、受精したのはひとつだけ
残りは受精失敗となりました。
お医者さんの話だと受精率は70パーセントだから、ひとつでも受精したのはすごいとのこと
70%だと、たしかに今までそんな感じで受精してきてますね。
回数 | 採卵数 | 受精確認 |
体外受精1回目 | 採卵数2 | 2つとも受精成功 |
体外受精2回目 | 排卵済みで採卵不可 | – |
体外受精3回目 | 採卵数2 | 2つとも受精成功 |
体外受精4回目(今回) | 採卵数2 | 1つのみ受精成功 |
今までの経緯をまとめると、受精率は5/6(87%)でした。
これでも平均以上ですね。
とりあえず、ひとつでも受精してくれてよかったです。
グレード2の卵を移植
採卵から3日後に移植
ひとつしかないので、胚盤胞を待たずに移植します。
また移植できず、では妊娠の可能性がありませんからね。
今回の卵も前回同様8分割グレード2
先生いわく100点満点
すばらしい
私は、低AMH(0.1前後)で、更年期同様の状態といわれています。
でも、それは残された卵胞の数であって、卵胞が少なくても質のいい卵子が採れれば、妊娠のチャンスはばっちりあるそうです。
なので、とにかく質のいい卵を目指していきます。
そして、今回の移植を機に保育士を一度辞めて不妊治療に専念することにしました。
移植後の生活と移植の結果
移植後は、あまり気にしないように友だちと遊んだり、エアロバイクで軽い運動もやりました。
仕事を辞めていたのでストレスフリー
ちなみに移植から5日経って着床するころになっても、なんの症状もありません・・・
自覚症状無しはちょっと精神的にへこみます。
でも、あまり期待しすぎないようにしよう・・・

そして迎えた判定日
気にしないと思っていてもドキドキしてしまいます。
もう病院の待合室で吐きそう・・・
名前を呼ばれ診察室へ入ると緊張はピークに
「うん、ダメだったね」
先生から告げられる無情の言葉
またダメだったか・・・
かなり凹む私を元気づけるように、「卵子の質は問題無さそうだし、繰り返せば妊娠すると思うよ」と先生が優しく声をかけてくれます。
ネットを見れば自分なんかより壮絶な治療をしている人も大勢いるけど
やっぱり不妊治療は辛いです。
保育士を辞めて不妊治療に専念
今回の治療中にとうとう保育士を退職することにしました。
保育士を退職して不妊治療に集中
実は仕事(保育士)を辞めました。
保育士の場合、行事があったり担任制であったりであまり治療で休みが取れません。
不妊治療では身体の都合で急遽通院が必要になったりするので、園長にもあまりいい顔はされませんでした。
そりゃそうですよね。
人手不足の保育園で、急に明日休みますなんて、誰でも困るはずです。
でも、それが不妊治療なんです。
その辺がストレスになっていたので、治療の成功率を上げるためにもとうとう退職を決意
「低AMHでいつ閉経してもおかしくない」と言われたのも大きいです。
若くチャンスのあるうちにやれるだけやって後悔したくないですから。
ただし、まったく無職では精神的にも金銭的にも辛いので、落ち着いたら臨時職員で保育士ではない仕事をすることにしています。
ちょうど、保育士以外の職種にも挑戦したいと思っていたところでもありました。
新しい仕事は1ヵ月後から始まるので、転職ということなんですが、1ヶ月間のお休みがあり夫婦で海外旅行へ行くことに決めてました。
移植後、6日間連続の自己注射が終わった次の日から、すぐに夫婦で飛行機に乗って旅立つのです。
移植した受精卵を連れて、23時間かけて向かった先はヨーロッパのチェコ
体外受精中なのに、ヨーロッパなんて行けるの?
飛行機に23時間だと注射は飛行機内で?
膣座薬や診察は?
そのへんの話はこちらの記事で詳しく書いています。

卵子の質を上げる
AMHの数値が低いので、卵子の数はどうやっても少ないです。
そのため、妊娠率を高めるには質を上げるしかありません。
今回の体外受精では、受精卵の質は100点満点と先生に褒められました。
そんな卵の質を上げるために、今回の治療周期で実践したことを記録しておきます。
卵子の質を上げる食事
食事は生活の基本
不摂生な食事は妊娠を遠ざけることは間違いないでしょう。
では、具体的にはどういった食事がいいのでしょうか?
私が実践したことは・・・
- 毎日卵を食べる
鶏卵だけでなく、いくらとか明太子とかの魚卵も意識して食べました。 - 大豆を食べる
納豆や豆乳、大豆を毎日食べました。これは内膜にもいいみたいです。
大豆イソフラボンは女性ホルモンをサポートしてくれます。 - 魚を食べる
アメリカの研究機関のデータでは週に3回以上魚介類を食べる女性の方が、妊娠率がはっきりと高くなっていたそうです。
日本人にはお肉よりもお魚の方が身体に合いそうですしね。
釣りに行ったのを機に、魚中心の食生活にしてみました。

卵子の質を上げるサプリメント
食事だけでは不足しがちな栄養素を補う意味でもサプリメントは効果があると思います。
妊活の最初のステップから取り入れて、今でも継続して飲んでいます。
この周期で私が飲んでいたのは・・・
- スピルリナ
一番の効果は、抗酸化作用、卵子が老化するのを防いで、若くて元気な卵にしてくれます。
他にも、代謝をよくするとか、疲れにくくなるとか、便秘解消とか、効果はたくさんあります。とにかく私は、抗酸化作用を狙って飲みました。 - 葉酸
胎児の先天性異常リスクを減らす効果が立証されたいうことで、妊婦さんで摂取している人は多いですよね。妊活でも取り入れている人は多いですが、妊婦に比べると、効果ははっきりとはわかっていないそうです。
ただ、妊娠率が上がったというレポートもあるようで、とりあえず飲んでいます。
- 運動をする
下半身の血流に良いというエアロバイクを時間のあるときにやっていました。

冷え性が妊活によくないように、血行が悪いと子宮へ栄養が届きません。
適度な運動は身体を温めてくれますし、血のめぐりをよくしてくれるので、妊娠を望む方は取り入れたほうがいいでしょう。
以上を実践して、おかげさまで、先生に褒められる質の高い卵ができています
効果あり
卵子の質を上げたい方は実践してみてください。
まとめ
体外受精もとうとう4回目です。
妊娠と言う結果はまだですが、治療だけでなく、食事や普段の生活も改善して、効果が出てきたような気がしますが、果たして妊娠に繋がるのでしょうか?
引き続き体質改善はやっていきたいと思います。
とりあえず、移植はできているので、次は着床して、そうすればいよいよ妊娠?
コメント
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