転職の関係で中断していた不妊治療を再開
6回目の体外受精です。
体外受精再開でピルを服用
転職したのもあって、休憩していた不妊治療を再開しました。

ずっと薬漬けだった身体も休められたし、一度休憩をしてリフレッシュできました。
プラノバール(ピル)を服用
まずは、D3で受診
いつものように内診するのかと思ったら・・・
「ピル試してみよっか??」と先生から提案がありました。
え、ピル?
ピル使ったら妊娠しなさそうじゃない?
ピルについては、不妊治療で使うイメージはなかったので、まさに寝耳に水状態
不妊治療でピルを服用する効果
ピルを使うと、卵胞の大きさを整えたり、人によっては数が増えたりすることもあるらしいです。
低AMHで卵胞が少ない私にはぴったりかもしれません。
前回の体外受精では、卵胞が二個育っても大きさの差があったし、そろそろ違う誘発方法も試したいと思っていたので、先生に勧められるままピルを試すことにしました。
ピルは避妊で使うときが一般的ですが、避妊以外にも結構使うみたいですね。
例えば、月経困難症
月経困難症とは、生理の際に生じる症状(特に痛み)が強く、治療が必要になるものです。
この場合も治療としてピルが処方される場合があるそうです。
今回は、不妊治療でのピルの活用でしたが、不妊治療ではタイミング法や人工授精の後に、黄体期(高温期)に服用して黄体補充をしたり、体外受精の排卵誘発の前周期に前の卵胞が残っているのを解消したり、卵巣を休めるために使うようです。
今回のは、卵胞の大きさを整えて、受精できる卵胞を複数採ることを目的にピルを服用
ピルの副作用
ピルを試すことにしましたが、誘発方法は変わらず低刺激法
あまり卵胞が育たないので、高刺激にしても効率が良くないための判断です。
とりあえず、D3から10日間ピル(プラノバール)を飲みますが、副作用が強い・・・
「副作用で気持ち悪くなるかもしれないけど、ひどかったら受診してね」と言われました。
そして、言われた通り、吐き気に苦む10日間になりました。
あまり副作用とか出るタイプではないんですが・・・
ピル(プラノバール)の副作用は、動けないほどではなかったけど、気持ち悪くて夜中に起きたり、頭痛もあったりとなかなか辛かったです。
でも、これで採卵、移植、妊娠となるなら痛くても辛くてもがんばれます。

そしてピルが終わって4日後にまた生理
D3からレトロゾールで誘発
更に今回は初めての薬、ビブラマイシンを服用します。
これは抗生剤で、夫婦で7日間飲みました。
男性でも効果があるようです。
どんどん薬が増えて管理が大変
ビブラマイシンの効果は、無菌で受精させるためです。
最近のニュースで、内膜炎の治療でもビブラマイシンを使うって出ていましたね。
近々、内膜炎の検査もしなきゃなーと思っています。
こうした、婦人科の病気は不妊の直接の原因になるので、本当は治療の初期の段階で検査しておくといいでしょう。
そしてそれと平行して、hmg注射も一日おきに打ちました。
注射は痛いけど、自己注射にもだいぶ慣れてきました。
ピルの効果
D10の受診では、卵胞2つ
それぞれ10ミリと8ミリでした。
副作用の強いピルのを飲んだのに、2つでは悲しかったけど、確かに大きさは同じくらいだし、ピルの効果があったのかなと思います。
いままでは卵胞もバラバラでしたしね。
卵胞の大きさがバラバラだと一緒に採卵できなかったり、大きいのは排卵してしまったりするので、卵胞の大きさが近いのは重要
そして、この診察から一週間後が採卵
久しぶりの採卵でドキドキだけど、無事に採れるかな・・・
採卵・移植・そして・・・
いよいよ採卵
今回も局所麻酔
子宮への注射は痛いけど、もう慣れました。
低AMHでもピル服用で卵胞が増えた
そして嬉しいサプライズ
今回なんと・・・
3つの卵胞が採卵できました。
これはピルの効果があったんじゃ無いでしょうか?
3つ採卵というのは、6回目の体外受精にして初の快挙
事前の診断では2つだったのですが、1つ追加ですね。
子宮内膜は薄い
採卵がうまくできると、気になってくるのが子宮内膜
着床率をあげるためにもフカフカの内膜に育っててほしい。
しかし、内膜は7.9㎜と今回も薄い
ただ、今回は受精卵の2個戻しもできそうなので、妊娠の期待大です。
受精卵のグレードは4(最低)
そして三日後に初期胚移植
移植までに、内膜を育てようと豆乳を飲んだり、注射を打ったりと頑張りました。
クリニックで名前を呼ばれて入ると、第一声が
「これは厳しいね」と
え? どういうこと?
なんと、3つ採卵できた卵子のうち・・・
- 一つは受精せず
- もう一つは受精したけど分割せず
- 残る3つ目は6分割止まりでグレードはかなり低い
3つもあったのになんで・・・
とても悲しくなりました。
まさに絶望
ほんとにうまくいきませんね
そして、唯一頑張って生き残っていた6分割の卵
グレードはかなり低いとのことでしたが、一生懸命生きているので、移植することにしました。
可能性は低いかもしれないけど、判定日まで信じて待ちたいと思います。
実際に、グレードの低い胚も妊娠した事例は多いです。
胚のグレードは1~5のレベルでグレード1がもっとも状態の良い胚
しかし、このグレードは各病院で基準も違いますし、3段階でしか評価していない病院もあります。とりあえず、先生の判断を信じて、グレード4の移植を行いました。
そして、今回駄目だったらカウフマン療法を試そうという話がでました。
また、知らない言葉だ・・・
調べないと
胚移植とその後
移植後は注射、エストラーナテープ、ウトロゲスタン膣坐薬、と色々続いてきます。
また薬漬けの毎日
判定日までがんばります。
マカも欠かさず飲んでます。
今回自己最多で3つも採卵できたし、マカはしばらく続けようと思っています。
妊娠判定日
そして判定日
今回は6分割のグレード4という今までにないグレードの低さ
だめで当然と思っていたけど、信じたい気持ちもある。
今回も判定日まで大きな体調の変化もなく、妊娠初期症状は皆無です
ただただ座薬の辛い日々でした。
あの痒みに皆さんたえていると思うと本当にすごい
それでもなんとか乗り越えて判定日を迎えたわけですが・・・
結果は陰性
わかっていてもやっぱり辛い
もう体外受精も6度目で、また採卵から再スタート
まったく先に進めない感じがして泣きたくなります。
再検査
今回の結果を受けて、先生からは「早発閉経の診断もされているため、急がなきゃいけないのはもちろんだけど、この卵のグレードではこのまま採卵移植をしても意味がない」と言われました。
低AMHで卵胞の数が少ないのであれば、質の良い卵子にしないと妊娠しにくいのですが、なかなか卵の質が上がってくれません。
色々な薬をやっても良い効果が出ていないので、先生も困っているようです。
そのため、もう一度採血をして、体の変化を見てみようということになりました。
夫の方も、治療開始時にした精液検査で異常はなかったけど、もう一度調べてみようと、夫婦二人とも再検査となりました。
FSHが20から基準値に下がった
再検査ということで、D3に採血してきました。
夫の検査は精液検査をやると聞いていたので、一緒に行ったのですが、多分忘れられてて触れられず。
カウフマン療法の事にもとくに触れられません。
それは良いとして、気になる採血の結果は・・・
なんとFSHは基準値
以前はFSHが20もあったのですが、一桁になっていました。
FSHの基準値は3.5から10mIU/mlなので、20から半分以下にまで低下したんですね。
卵巣機能が衰えていくと、FSHの数値がどんどん高くなり、最終的には閉経してしまいます。
そのため、基準値を大きく超えた20というのはいつ閉経してもおかしくないと言われました。
FSHの数値は変動が大きいみたいなのであまり喜べませんが、とりあえず次も体外受精にチャレンジしようということになりました。
またレトロゾールで誘発、注射一本打って、卵胞の様子を見てもらうことになっています。
卵胞育っていますように

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