新年度のバタバタも落ち着いて5月から再開した不妊治療
採卵へ向けて投薬を続けていましたが・・・
残念ながら採卵を行うことができませんでした。
採卵前D2の血液検査
立川ARTレディースクリニックでは採卵前に血液検査を行います。
この検査では「FSH」「LH」などを計っています。
これらの数値を見て、採卵の日程を決めたり、採卵そのものを行うかどうか判断しているそうです。
そして今回、生理二日目(D2)の検査でFSHが高く採卵中止になりました。
採卵前にFSHが高いと採卵できない
FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵胞の成長を促すホルモンです。
通常は、卵巣が正常に働いていれば卵胞は排卵へ向けて成長します。
しかし、卵巣の機能が弱っていたりして、うまく卵胞が成長しないと、身体が卵胞を成長させるためにFSHを分泌します。
そのため、FSHが高いということは、卵巣の機能が低下していて卵胞が上手く成長していないということです。
FSHについて書いている記事はこちら
FSH10以上だと採卵中止のことが多い
実際の数値的な話をするとFSHが10以上の場合は採卵しないことが多いそうです。
今回、私のD2の結果ではFSHは15mlU/mlでした。
今まで採卵していたときの検査結果を見ると、D2でのFSHは7から10くらいですので、たしかにこの時期でFSHが15mlU/mlもあるのはちょっと高い気がします。
LHなども参考にする
FSH以外にも卵胞が育ったタイミングで分泌されるLH(黄体形成ホルモン)や育った卵胞から分泌されるE2(エストラジオール)なども参考に採卵するか決めているそうです。
今回の私の検査結果だとLHは14で過去の採卵した時の検査結果を見ると6から9くらいでした。
こちらもちょっと高いですね。
卵胞が十分に育ったと判断するとLHが分泌されるので、すでにD2で卵胞が大きく育ってしまったのでしょうか?
もしくは、育ったと身体が誤認していて、卵胞の成長を止めてしまったとか?
E2を見てみると今回の検査結果では30となっています。
過去の検査結果では10以下なので、こちらも高いですね。
E2は育った卵胞から出てくるので、やはり卵胞が育ち過ぎていたのでしょうか?
LHやE2についてはこちらの記事で詳しく書いています。
まとめ
こういった検査結果から、今回は卵巣の状態も良くなく、質の良い卵子が育たないだろうと判断して採卵は中止になってしまいました。
実際に、採卵に進めば何個かは採卵できるのかもしれませんが、質が悪くて受精しなかったり、胚盤胞まで育たなければ意味がありません。
採卵には莫大な費用が掛かることから、確率が低い場合は中止にするのも良い判断だと思います。
とはいえ、5月の採卵へ向けて、L-カルニチンの摂取やトマトジュースの摂取、脱小麦生活(グルテンフリー)などを頑張ってきたので、ちょっと残念ですね。
今までの病院では採卵前にこういった検査はしないで、採卵していたので、コンディションが悪い状態でも採卵して、回数を無駄に増やしていたのかもしれません。
とりあえず、今回は中止で残念ですが、また状態を良くして採卵に臨めるようにしたいと思います。
ただ、これが続くと辛いですね・・・
FSHやLHが正常値となるようにするにはどうすればいいんでしょうか・・・
今後の課題です。
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