まさかまさかの初めての胚盤胞と初めての胚盤胞移植からの初めての妊娠
クリニックでは「妊娠おめでとう」と言われましたが、正式には妊娠は胎嚢が確認できてからのようですね。
なので、まだ私は妊娠未遂
着床後の最初のハードル「胎嚢確認」(GS確認)
不妊治療中は採卵できることや受精卵が無事に育つこと、移植した胚が着床することだけを考えていました。
そうやって考えて4年以上が経過しており、着床したその後のことを考えたのは初です。
着床後も出産までは何個もハードルがあり、最初の関門が「胎嚢確認」
胎嚢確認までは自覚症状無し
胎嚢確認は立川ARTレディースクリニックでは着床確認から1週間後の妊娠5週3日目に行います。
それまでは、妊娠4週5週という妊娠超初期症状が出るかと思っていましたが、基本的にはつわりなどの症状はでませんでした。
妊娠5週0日くらいで頭痛があったくらいです。
後は、胸の痛みでしょうか。
張りは無いのですが、相変わらず胸の痛みはあります。
胎嚢確認は着床した人の内10%くらいができないそうです。
なので、胎嚢確認ができる確率は約90%
こちらのレディースクリニックのHPに着床後のGS確認率が書かれています。
また、こちらのクリニックの治療成績が書かれたHPも参考になります。
妊娠5週3日目で8㎜の胎嚢確認
病院へ行くといつも通り採血から始まります。
治療の紙に「妊婦検診」と書かれていて、「おぉ」となります。
うれしいですね。
相変わらず待たされた後、いよいよエコーによる胎嚢確認
「きちんとあるね」
そう先生に言われ、エコーの写真をもらいます。
感動
小さな豆のような胎嚢がしっかりと確認でき、中にはリング(卵黄嚢)もしっかりと確認できます。
胎嚢とは?
そもそも胎嚢とはなんなのでしょうか?
簡単に言うと赤ちゃんを入れておくための袋です。
卵黄嚢は赤ちゃんの栄養食
胎嚢の中は羊水で満たされています。
一般的に、胎嚢は妊娠4週後半から5週頃にかけて確認することができますが、個人差があり、特に自然妊娠の人は妊娠0日をはっきりと特定できないことから、妊娠6週で確認されるようなこともあります。
一度目の診察で確認できなくても、希望は捨てないようにしましょう。
胎嚢確認の次は心拍確認
胎嚢が確認できた時点で妊娠と判断しますが、さらに心拍確認までできればいよいよ本格的に出産へ向けて動き出します。
胎嚢・胎芽・心拍の三つを確認できた時点で、赤ちゃんの成長がスタートなんです。
胎嚢確認ができた今、心拍確認まで早く進みたいです。
胎嚢確認後に続く茶色い出血
胎嚢確認の数日後、朝起きると出血がありました。
危険と言われる鮮血ではありませんでしたが、茶色いおりものも量や痛みを伴う場合は注意が必要です。
診察の目安としては、痛みを伴うかどうかと、鮮血かどうかと、生理のような量か、なので今のところ不安なのは量くらいです。
動き回ったり、疲れが出てくると出血しやすくなるようですね。
妊娠初期は安静第一
一応、安心したいので後日診察日前でも病院に連絡して見ようと思います。
心拍確認できる確率
先ほど「胎嚢確認」が出来る確率について書きました。
着床後、胎嚢確認ができる人が90%、胎嚢確認できない人が10%程度でしたね。
当然、年齢によって差はありますが、同じように心拍確認についても確率を調べてみました。
先ほど参考にしたHPに加え、こちらの「亀田IVFクリニック幕張」のHPも参考になります。
これらをまとめると、心拍確認前後での流産の確率は論文などでも幅があるようです。
ですが、概ね3%から10%程度のようですね。
そのため、心拍確認できる確率は90%から97%
胎嚢確認前に化学流産してしまう確率よりは若干ですが低そうです。
安定期前、最後のハードル「9週の壁」
心拍確認後の流産は5%以下とかなり低いようですが、心拍確認後もハードルがあります。
それが「9週の壁」
不育症などを除き、多くの流産は妊娠9週以内に起こっているそうです。
これは、心臓をはじめとする胎児の重要な器官が妊娠9週目までに作られるからです。
染色体異常などにより赤ちゃんの臓器が上手くできない場合は種の保存の観点から流産してしまいます。これはどうしようもないことですが、逆に言えば赤ちゃんの人として重要な器官がある程度出来上がれば、今の時代ほとんど出産まで行くってことですね。
まとめ
妊娠してから越えなければいけないハードルは意外と多く、ここまでの不妊治療の頑張りを思うと、とても不安です。このまま出産まで行けるのかどうか・・・
そんな時に数日間出血が続き、さらに不安に
病院に行ってみようと思いますが、切迫流産などの可能性もあるので、とても怖いです。
でも、今はお腹の子を信じて頑張りたいと思います。
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