低AMHの私が初の胚盤胞移植で検査薬では陰性でも妊娠してた奇跡

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とうとうやってきた妊娠判定日

この日のためにたくさんの準備をしてきましたが、低AMHの私は採卵だけでも半年以上かかっています。

そしてやっとできた胚盤胞

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嬉しかったのも束の間、移植の際に解凍した他の受精卵はすべて分割停止・・・

後がない追いつめられた状態での妊娠判定なのでかなり緊張しています。

妊娠検査薬でのフライング検査では陰性

病院へ行き、相変わらずの待ち時間なんですが、プレッシャーに耐えきれずフライング検査をしました。

自覚症状無しを裏付ける陰性判定

以前、人から貰った海外製の妊娠検査薬

有効期限は2019年と大幅に切れていますが、まぁそれなりに使えるだろうと思い、病院のトイレでこっそり検査

頼むと祈りながら検査結果を見てみると・・・

線は一本しか出ていません。

陰性

あぁ、自覚症状も無くなったし、やっぱりか・・・

とても辛い悲しい気持ちになります。

ただ、この後血液検査と診察があるので心を落ち着かせて待合室へ

泣きそうになるのを堪えスマホを弄りますが、ほとんど中身は入ってきません。

夫にフライング検査の結果を伝えて、会話をして気を紛らわせます。

有効期限が切れた妊娠検査薬は使えるのか

調べてみたんですが、妊娠検査薬の有効期限はだいたい3年のようです。

そもそも妊娠検査薬は受精卵の着床後に受精卵から分泌される「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンを調べています。

着床後数日するとその一部が尿中からも検出されるようになるので、それを検査薬では調べているんですね。

やっていることは不妊治療クリニックの血液検査による妊娠判定と一緒です。

HCGホルモンについてはこちらのブログでも何度か取り上げていますが、今の立川ARTレディースクリニックでは診断していますが、以前通っていた武蔵境いわもとクリニックでは検査項目ではなかったんですよね。

妊娠した、していない、だけでなくHCGホルモンの量を調べることで着床したけれどすぐに化学流産してしまった、そもそも着床しなかった、なども調べることができるので、次の治療につなげていくことができる有意義な情報だと思います。

HCGについてはこちらのサイトがわかりやすかったです。

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有効期限切れの妊娠検査薬についてですが、基本的に使うことはできるそうですが、やはり検査結果が正確でない可能性があるそうです。

通常の検査薬ではHCGホルモンに薬剤が反応して色が出る(線が二本出る)のですが、経年劣化により薬剤が反応しなかったり、色がでなかったりしてしまうようです。

元々、偽陰性や偽陽性などの確率も1%程度はあるものですが、この確率が高まる感じですね。

採血検査で妊娠判定

妊娠検査薬によるフライング検査で陰性だったため、かなり暗い気持ちで落ち込みながら受けた採血ですが、なんと結果は・・・

陽性

人生初の妊娠判定をいただきました。

不妊治療を始めて7年、ほんっとうに長かった・・・

人生初の妊娠判定

病室へ呼ばれ入ると先生から開口一番「おめでとう」との声

何が? と思いとっさのことに頭が処理しきれません。

フライング検査で陰性だったこともあり、完全に陰性モードだったので・・・

次の治療はどうしようか、とかそんなことばかり考えていました。

改めて検査の結果が陽性で妊娠していると伝えられ、爆発するような悦びが湧き上がってきました。

HCG1,000mlu/ml

血液検査の結果を渡され説明を受けます。

妊娠検査薬のところでも説明しましたが、着床後に受精卵から出るHCGホルモンというのを調べることで妊娠しているか判断します。

尿から判定するか血液から判定するかの違いはありますが、検査項目は一緒です。

HCGホルモンは受精卵からしか出ないため男性や妊娠していない女性はほぼ0です。

HCGホルモンは急激に増えるので、判定日によって数字はまちまちですが、BT10の妊娠4週で20から500程度であれば妊娠判定になるようです。

数値が低い場合は一度着床したけれどすでに流産してしまったとか、受精卵の成長が遅く染色体異常の疑いがある、と言った風に考えるそうです。

逆に数値が高い場合は2段階移植した胚が二つとも着床している、などと考えられます。

ただ妊娠4週でHCG100前後で、その後もあまり増えなかった人でも無事に出産している人もいますし、数値が高くても流産してしまう人もいるので、あくまでも参考でしょう。

私の場合は妊娠4週3日目でHCGはHCG1,000mlu/ml、先生からは「しっかり着床している」と言われました。

フライング検査の結果は?

ここで気になるのはフライング検査の結果

やはり有効期限が切れている妊娠検査薬だったのがいけなかったのでしょうか・・・

診察後の会計待ちの時に使った市販の検査薬を鞄から取り出してみます。

すると・・・

2本の線が出ているではありませんか。

有効期限切れだからなのか、こういうものなのかはわかりませんが、HCGの分泌量によっては判定の線がうっすらとしか出ないという人もいますし、タイムラグが結構あったんですかね。

いずれにせよ、市販の妊娠検査薬でもきちんと陽性反応が出ていたので、安心です。

妊娠判定後のこと

陽性判定後は引き続き自己注射や膣座薬、その他の薬も継続となるようです。

ただ、注射が少し減ったのとプラセンタ薬は終了となりました。

一旦は注射が終わると思っていたので、これは残念ですが、妊娠判定を貰えたので全然へっちゃら

次回はまた一週間後で、今度は胎嚢確認

着床してからも1か月程度は化学流産の可能性が高い時期で、胎嚢確認、心拍確認と妊娠出産までのハードルは続きます。

ですが、とりあえず今日は初の妊娠判定ということで喜びたいと思います。

ごちそうに久しぶりにケーキを買ってきて食べました。

今日くらいいいよね

まとめ

初の胚盤胞移植で初の妊娠となりました。

不妊治療を始めてから7年、採卵すること20回、初期胚は10個以上も移植してまったく妊娠しませんでしたが、やっとです。

諦めずに続けて来て本当によかった

とにかくうれしいですが、同時にこの先の胎嚢確認や心拍確認を無事に乗り越えられるか不安も強くなってきました。

ここまで来てダメだったらと思うと・・・

とりあえず、移植後と同じようにしばらくは安静にしつつ生活していきたいと思います。

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