前回、着床後の最初の関門「胎嚢確認」に成功しました。

次はいよいよ胎児の心拍を確認する心拍確認です。
フライング心拍確認とつわり
心拍確認は、その名の通り胎児の心拍を確認することです。
通常、妊娠7週目前後で確認します。
心拍確認後は一安心
着床後も妊娠初期は流産してしまうことは、実は意外と多いです。
その理由の多くは受精卵側の問題なんですが、心拍が確認できると流産の確率もぐっと減り、一安心と言えます。
やはり、受精卵の状態から細胞分裂し、赤ちゃんになっていく過程で、心臓などの重要な臓器の形成というのが一つの大きな変化のようです。
心拍確認ができた=心臓などの臓器ができた、ということで心拍確認ができれば大きなハードルを一つ越えたということになるようです。
具体的な確率はこちらのクリニックのサイトに書かれていますが、心拍確認前の流産確率が18%前後なのに対して、心拍確認後の流産の確率は2、3%まで低下するようです。
そのため、心拍確認後に不妊治療クリニックを卒業したり、母子手帳を貰う人が多いようですね。
茶オリが不安で産婦人科受診
以前の胎嚢確認をした際の記事でも書きましたが、胎嚢確認後に出血が続きました。
俗に言う「茶オリ」で、茶色いオリモノのような出血です。
鮮血や大量の出血、腹部の激しい痛みが危険なサインとされていますが、元々生理の出血も少ないタイプですし、どこからが大量か、とか痛みの程度もよくわからずとにかく不安でした。
妊娠5週6日(5W6D)の夜中から出血があり、翌日の5W7Dでも茶オリが続きました。
ずっと不安を抱えているのも良くないですし、必要なら仕事を休んだりすることも考えていたので、とうとう意を決して近所の産婦人科を受診
産婦人科の先生は非常に優しく、内診しながら画像を見せてくれました。
すると・・・
しっかりと胎嚢が確認でき、中には赤ちゃんらしきものも
そしてチカチカと点滅していたんですが、どうやらそれが心拍っぽいとのことでした。
まだはっきりと確認できるような感じではありませんでしたが、一応心拍がありそうということで安心プラス喜びです。
立川ARTレディースクリニックでの検診で心拍を確認する前に、フライングで心拍確認しちゃいました。
不安だった出血も問題ないとのこと
妊娠6週で始まったつわり(妊娠悪阻)
産婦人科でフライング心拍確認をした後、安心したからなのか気分が悪いことに気付きました。
その日の夜は何とか食事も食べきれたものの、翌日の妊娠6週(6W0D)からははっきりとした気持ち悪さが・・・
船酔いのような感じでこれが夢にまで見た噂の「つわり」か、と
今まではつわりが全くなくて、本当に妊娠しているのか不安でしたが、いざつわりが来るとかなり辛いです。

昼間は仕事で気を張っているのもあるからなのか、特に夕方以降が辛く、家に帰宅してからの夜はほぼダウン
晩御飯はゼリーくらいしか食べられない状態です。
6W3Dで心拍確認一回目
つわりの症状も日に日にひどくなっている感じではありますが、妊娠6週3日(6W3D)で立川ARTの通院日に
心拍確認に行きました。
不妊治療クリニックで初の心拍確認成功
フライング検査をしていたとは言え、つわりの症状に波があったり、常に不安はあります。
やはり心拍確認が一つのハードルであることには変わり在りませんし、安定期までは流産の確率も決して低くは無いです。
ただでさえ長年不妊治療してきて、やっと妊娠したのでこのまま産まれて欲しい気持ちが強くて、日々不安なんです。
そんな不安を抱えたまま不妊治療クリニックでの心拍確認でしたがはっきりと心拍を確認できました。
ドクドクという心臓の音もマイクで聞こえてきて、まさに感動
やっと妊娠したんだって実感が湧いてきます。
どうかこのまま元気な赤ちゃんが産まれてくれますように。
心拍確認後も続く薬とつわり
不妊治療クリニックで心拍確認を行った後は、いつも通り薬をもらい、次回の予約をして終了
まだ不妊治療クリニックは卒業できないようです。
薬は膣座薬も続きます。
早く終らないかな、これ

自己注射はなくなりましたが、ステロイドやビタミンEは引き続き摂取します。
そして、波があるもののつわりは引き続き辛い状況です。
人によるそうですが、妊娠8週くらいがピークで、16週くらいまで続くらしい・・・
辛いですが、これも不妊治療の辛さに比べたら全然嬉しい辛さです。
まとめ
心拍確認が正式にできて、また一歩出産に近づきました。
つわりの症状なども出て来て、いよいよ妊娠した実感も出てきています。
今までは流産の恐れもあり、買わなかったんですが、「たまごクラブ」買いました。
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