6年間に及ぶ不妊治療でやっと妊娠して喜びいっぱい・・・のハズ
実際にはとてもうれしいマタニティライフなんですが、つわりが酷くてやばいです。
つわりを軽減する対策
まずは悪阻(つわり)の原因や私自身が試した対策をまとめました。
つわりはなぜ起こる?
実は、つわりの原因はまだはっきりとはわかっていません。
ですが、妊娠によっておこる身体の急激な変化に身体が適応できていないために出る反応と考えられています。
特に、着床時に出るHCGホルモンが深く関係していると言われています。
HCGホルモンは不妊治療の体外受精で着床したか確認するために測定するホルモン
子宮内の着床した場所や子宮内での胎児の様子などによっても症状が変わってくると言われていますね。
妊娠するのにも、妊娠してからもホルモンに振り回されっぱなしです。
悪阻(つわり)対策
ここからはつわり対策について紹介します。
実際に私自身、つわりが辛いので色々と試して効果があったものです。
つわりバンド
妊娠7週目くらいでひどくなってきたつわり対策としてつわりバンド(酔い止めバンド)を購入しました。
手首の内側になる吐き気止めのツボを刺激できるリストバンドで、購入してからよく着けています。
効果はそれなりにある(プラセボでも効くと思えば効く)ようで、なんとなく楽になってはいます。
つわり対策のサプリ、漢方
他にはサプリを服用しています。
「つわびー」というサプリです。
こちらは、名前からしてつわりに効きそうな名前ですが、つわりを緩和するというよりは、つわりでも簡単に栄養を補給できるというただのサプリです。ですが、実際にビタミンB6にはつわりを軽減する効果があると言われており、こちらのサプリにもしっかりと入っています。
つわりの症状とビタミンB6の関係はこちらのサイトに詳しく書かれています。
他にも妊婦に必須の養蚕や鉄分なども入っていて、つわりであまり栄養素を取れない時期にありがたいサプリなんです。
漢方では、小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)、半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)、人参湯(ニンジントウ)、半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)などがつわりに対してよく処方されます。
ドラッグストアで購入できるものも多く、医師や薬剤師に相談が必要ないものもあるので、妊娠中でも飲みやすい漢方はありがたいですね。
それぞれ漢方薬の効能の一番最初に書いてある効能がメインになるので、つわりの症状に合わせて選ぶといいでしょう。
薬剤師の方に相談するといいですよ。
私は半夏厚朴湯を飲んでいます。
つわり止めマッサージ
吐き気止めのマッサージとして、足のマッサージがあります。
脛から足の甲、足の裏、ふくらはぎへと優しくなでるとつわりが治まります。
ただし、足首付近は子宮を収縮させるツボでもあるので、足首は避けてマッサージしましょう。
リンパや血流をよくするように擦ってあげると効果があります。
つわりに効く薬がある
実は、つわりに効果的な治療薬があるって知ってましたか?
ただし、日本では無くアメリカやカナダで販売されている薬で「Diclectin(商品名Diclegis)」という薬です。
抗ヒスタミンの「ドキシラミン」とビタミンB6を混ぜた薬で、ビタミンB6がつわりに効果があることがここでもわかりますね。
日本ではつわり(妊娠悪阻)が酷く、病院へ行くと点滴などで栄養補給になりますが、アメリカではこちらの薬が処方されます。
1956年からある古い治療薬で一時期は安全性に問題があるとして販売中止にもなっていましたが、安全性の確認がされて今では普通に処方されています。
海外の方の体験ブログなどを見ると実際に効果はあるようですが、副作用で非常に眠くなるうえに1週間分が50ドルと高額なので、あまりコスパは良く無いようです・・・
妊娠は病気ではありませんが、働く女性も増えてきているのでつわりに効く薬が早く出て欲しいですね。
つわりは赤ちゃんが元気な証拠ではない
つわりがひどいというと、「赤ちゃんが元気な証拠」と言ってくれる人がいます。
これは、つわりで辛いお母さんを励ますための言葉で、実際につわりの酷さと赤ちゃんの状態には関係がありません。
つわりの原因はホルモンで、流産した後もホルモンが残っていればつわりは数か月続いたりもします。逆に、つわりがまったくないのに元気な赤ちゃんを出産している人も大勢います。
「つわりが酷いのは赤ちゃんが元気な証拠」では無いですが、みんな妊婦さんを励まそうとして声をかけてくれているので、頑張りましょう。
出産までに超えなければいけないハードルであるのは間違いありません。
体外受精成功も妊娠12週でも悪阻(つわり)が最悪
つわりは個人差が大きいので、あくまでも私の場合ですが、妊娠12週の現在もかなりひどいです。
妊娠6週くらいからつわり開始
まだ産婦人科では無く、不妊治療クリニックで着床確認をしていた時期である妊娠6週前後からつわりが始まりました。
胎嚢確認などをしている時期ですね。
夜寝る前になると船酔いの様な感じで気分が悪くなりました。
よく、空腹時(朝起きたとき)に気持ち悪くなると言いますが、それはあまりなく夜の方がひどかったです。ですが、夜ご飯もインスタントラーメンや魚の塩焼き、フライドポテトなど、シンプルな塩味のものなら食べれていました。
今までは妊娠に良いとされていた葉酸が豊富な葉物野菜、とくに小松菜などは見るのも嫌になっています。
妊娠9週目以降は本格的なつわり
徐々につわりは酷くなり、9週目以降、特にお昼過ぎはほとんど起き上がれないくらいになりました。
最初はオレンジジュースやグレープフルーツジュースなんかは飲めていたのですが、今は飲み物は水かお茶くらいしか飲めません。
食べ物も、大丈夫だった塩味系のものも食べられず、リンゴやバナナ、スイカなどしか食べられません。食べられるだけマシかもしれませんが・・・
まだ妊娠も安定期では無いので、あまり出歩くこともできず、基本的に家にいるのですが、家でおとなしくしていると余計辛い状況です。
外出したり、仕事に行っている時の方がつわりは気が紛れてマシになります。
体に負担を掛けない範囲で、なんとか気分転換をしたい
今のところ、「においづわり」などは無く、においはあまり気になりません。
まとめ
つわりの症状は人それぞれですが、まったくないのも不安になるのに、ひどいとそれはそれで嫌ですよね。
つわりの症状も人それぞれなら対策も人それぞれ、いろいろな体験談やマタニティ雑誌などを見て、自分に合った対策を見つけましょう。
ひどい場合は病院で相談することも忘れずに。
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