一年中温暖できれいな海に囲まれた人気の観光地、沖縄
そんな沖縄は子だくさんの県としても有名で、待機児童も東京都に次いで全国で多いほど子供が多いです。
今回は、妊活の合間に行きたい沖縄県の子宝温泉をまとめてみました。
南国ならではのパワースポットも多いので、一緒に紹介します。
不妊治療と温泉の関係はこちら
沖縄県は子宝温泉や子宝スポットがいっぱい
南の島という地域柄、独特の文化を形成している沖縄県には子宝スポットはいっぱいです。
もちろん、子宝温泉も
子宝の湯「瀬長島ホテル」琉球温泉龍神の湯
沖縄を代表する子宝温泉と言えば、こちらの「瀬長島ホテル」
このホテルの龍神の湯という温泉は、地下1,000mから湧き出る天然温泉の成分が身体を芯から温める「ナトリウム塩化物-強塩泉」となっており「子宝の湯」とも言われています。
海に囲まれた沖縄ならではのナトリウム泉で、冷え性に効果的なので、妊活にはばっちりの泉質ですね。
瀬長島は那覇空港のすぐ脇にあり、温泉からは青々とした沖縄の空と海と星空、そして滑走路に着陸する迫力のある飛行機を楽しめるそうです。
空港から近いのでもちろん、アクセスも抜群
沖縄の西海岸なので夕日がロマンチックですね。
日帰り温泉もやっているので宿泊しなくてもOK
瀬長島の子宝岩
瀬長島ホテルがある瀬長島には有名な「子宝岩」があります。
こちらの子宝岩には二つの穴が開いていて、穴へ向けて子宝を祈願しながら石を投げるんです。
上の穴に入れば男の子を、下の穴に入れば女の子を授かると言われています。
穴に入るまで何度もやっていいみたいですが、コントロールに自信が無い人は干潮時になるべく岩に近づいて行くといいでしょう。
瀬長島は沖縄本島と橋でつながっており、駐車場もあるので、ホテルを利用しない方も子宝岩だけ行くこともできますよ。
ユインチホテル南城「猿人の湯」
お次はユインチホテル南城の「猿人の湯」
沖縄では珍しい源泉かけ流しの温泉で、日帰り入浴もできます。
「猿人の湯」は地底2,119m~1,500mの約500万年前と約5,400万年前の異なる時代の地層から湧出したブレンド温泉です。
最古の人類である猿人の一種アルディピテクス・ラミダスが生まれた頃の太古の化石海水が含まれており、美肌効果にも関連があるといわれるメタケイ酸やカルシウム、ヨー素、鉄や栄養塩類が多く含まれるなど女性に嬉しい温泉です。
冷え性などにも効果的で、妊活にもピッタリの温泉です。
久手堅のボーザー石
ユインチホテル南城がある南城市には「久手堅のボーザー石」という子宝スポットがあります。
あまり有名ではなく、久手堅公民館の前の道に普通に置いてある大きな石なんですが、この石を跨ぐと子宝に恵まれると昔から地域の人々に伝わってきている石です。
パワースポットが多い沖縄ではマイナーな子宝スポットですが、地域に根差した信仰こそ効果がありそう。
この地域では岩がある地域は沖縄の方言で神の庭を意味するガンナーと呼ばれる場所で、地域の行事を行うエリアでもあるそうです。
沖縄唯一の銭湯「中の湯」
沖縄市役所の近くにある、沖縄唯一の銭湯「中の湯」
いたって普通の銭湯ですが、地下300mからくみ上げた温泉を使っているので、普通の水道水とは少し違います。
沖縄の銭湯では脱衣所と洗い場の仕切りが無いのが一般的だそうで、こちらの「中の湯」もそのスタイル
今では他の銭湯は無くなってしまいましたが、「中の湯」だけは続けています。
こちらは温泉よりは近くの神社が子宝神社として沖縄一有名
全国から子宝祈願に来る「泡瀬神社(泡瀬ビジュル)」
中の湯の近くにあるのが「泡瀬神社(泡瀬ビジュル)」
小さな神社ですが、子授け祈願、安産祈願では有名で、日本全国から参拝者が来るほど
子宝のお守りが人気で、たくさんの子どもを産むのことからネズミがデザインされていて可愛らしいです。
ちなみに、ビジュルというのは沖縄の言葉で信仰の対象となる石のことだそうです。
温泉は無いが子宝スポットは多い
沖縄県には温泉施設は少なく、子宝温泉はとても少ないです。
ですが、その分パワースポットは多く、子宝に縁があるスポットもたくさんあります。
最後に、温泉ではありませんが、子宝スポットを3か所ご紹介。
沖縄最北端の大石林山
大石林山は沖縄本島最北端のパワースポットで、沖縄最初のパワースポットとも言われています。
その名の通り奇岩や巨岩が多くある沖縄最北端の山で、やんばる国立公園内になっています。
観光スポットやトレッキングコースにもなっているので、訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな大石林山で子宝に有名なのおは「骨盤岩」と「輪廻生まれ変わりの石」
「骨盤岩」は女性の骨盤にそっくりな形の奇岩で、女性特有の病気に悩む方が石に触れることで、血行を良くし、体調を整えると言われています。
「生まれ変わりの石」は門の様になっている巨岩で、潜る回数によって悪い過去を捨てたり、新しく生まれ変われると言われるものですが、「骨盤岩」とセットでお祈りすると「子宝」の石になると言われています。
実際に、子宝祈願の結果、長年の不妊にも関わらず子どもを授かった夫婦のエピソードなども掲載されており、効果はかなりありそうです。
浜比嘉島のシルミチュー霊場
シルミチュー霊場は沖縄では最も有名な子宝スポットです。
島ではありますが、海中道路で沖縄本島からも車でアクセス可能です。
沖縄には琉球が出来ることになった伝説が諸説ありますが、最も有名なのがアマミキヨとシネリキヨという男女二人の神様が島に降り立ち、そこから琉球が発展したというものです。
そして、その二人の神が居住地し、子どもを産んだ場所が、シルミチューだと言われています。
霊場は島の集落より高い場所にあり、108段の階段を登ったところにある鍾乳洞が2人の神様の居住地だそうです。
鍾乳洞には霊石や祠などがあり、今でも年頭拝みには比嘉集落のノロ(神様に祈る人)が海浜から小石を一個拾って来て洞穴内に置いてある壷に入れて拝むそうです。
この日には浜比嘉島以外からも多くの人が参拝に訪れています。
鍾乳洞は神聖な場所で、入り口には柵があり鍵が付いていますが、公民館で借りれば中で参拝が可能なようです。ただし、公民館が開いている日限定のようです。
悠仁様誕生にもつながった古宇利島の東西ビジュル
最後に紹介するのは離島である古宇利島にある西ビジュル(ビジュルヌメー御嶽)と東ビジュル(プトゥキヌメーヌ御嶽)
こちらも離島ですが、古宇利大橋があり車で行くこともできます。
古宇利島は人類発祥の地とされるアダムとイブの伝説がある島で、名前の由来も「恋島」から来ているというほど、子宝に関して有名な島なんです。
観光地ではないので、グーグルマップなどには載っていませんが、ブログ等で検索すれば訪れた人が地図などを書いていたりしますし、島内の看板にも書いてあります。
島内を一周する道に、ビジュルへ続く階段が島の西側と東側にあるのでわかりやすいです。
ただし、観光地ではなく聖地であり、柵などで入れないようになっているので、参拝したい場合は島の「龍乃宮館(0980-56-2187)」へ問い合わせると正式参拝させてもらえるそうです。
そうでない場合は、入り口付近からの参拝にとどめましょう。
ちなみに、正式参拝であれば別ですが、西ビジュルは男子禁制です。
東ビジュルには男性器を連想させる突き出た岩が連なり、西ビジュルには女性の子宮と言われる洞窟があり、中には赤ちゃんを抱いたマリア像を思わせる岩があります。
そして、この古宇利島の東西ビジュルが子宝祈願で有名になったエピソードが秋篠宮殿下夫妻のお話です。
皇室の男の子問題はワイドショーなどでも取り上げられていますが、悠仁様が出産する前に両殿下は古宇利島を訪れ、西ビジュルと東ビジュルで子宝祈願したそうです。
すると、なんと皇族で41年ぶりの男の子の誕生
これだけでもすごいパワースポットなのが伝わりますよね。
まとめ
沖縄県には地域柄温泉は少なく、子宝温泉は少ないですが、手付かずの自然やパワースポットが多く、子宝祈願にあちこち回るだけでも何日かかかってしまいそうな程
綺麗な海や豊かな自然、暖かい気候は妊活のもピッタリなので、ぜひ沖縄旅行と一緒に子宝スポットにも行ってみてくださいね。
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