昔からの凍結胚移植の結果は陰性でしたが、これはある意味予想通り
これで、以前からの凍結胚も無くなり、また採卵して胚盤胞を目指す旅が始まります。

21回目の採卵へ向けて投薬開始
いよいよ21回目の採卵です。
とうとう20回突破・・・
生理が来なくてやきもき
いつものように生理が来るまでは薬を続けます。
ただ、前回の移植前も2か月連続で生理が来ないというアクシデントがあり、年齢なども考えるとまさかの閉経も頭を過り不安になります。
薬で予定日をコントロールするので、今までは概ね予定日通りに来ていたのですが・・・
やはり生理がこない
恐れていたことが起きました
もう少し待ってみるか、病院に電話してみるか悩みます。
しかも生理が来てから3日後に通院などと細かく指定されているので、仕事のスケジュールも調整しないといけないかも
かなり人手不足で当番を代われる人がいないくらいなので胃が痛い
そんなことを考えていた時
やっと来ました
予定日から1日遅れで生理が来ました。
次回の通院も予定していた日で大丈夫そうなので仕事の都合も問題なさそうです
よかった
これで一安心
FSH17で二桁に・・・
予定通りに通院して採血して結果待ち
調べたのはFSHとLH、そしてE2です。
LHは黄体形成ホルモンで、卵巣の働きや卵胞の状態を知ることができます。
卵胞を育てるホルモンと考えるとわかりやすいかもしれません。
排卵してしまったかどうかなどもこの数値からわかるので、推移を見ていく必要があるでしょう。
卵胞期の今の時期であれば4.44~12.6mU/mLが適正値なので問題なさそう。
E2は女性ホルモンエストラジオールです。
卵胞が育つときに出るホルモンで、育ち切ったタイミングがE2のピークになります。
卵胞の数などを知るうえで重要な数値で、数値が大きすぎるとOHSS(卵巣過剰刺激症候群)の恐れが出てきます。
まだまだ卵胞が小さい時期ですのでE2も小さくていい時期で、こちらも問題なさそう。
最後にFSH
こちらは卵胞刺激ホルモンというもので低AMHの人は高くなりやすいです。
卵胞期であれば3.5~12.5mlu/mlが基準値なのでやや高いですね。
やはり低AMHだからだと思います。
ただFSHは個人差や日による変動が大きく、最近の不妊治療では参考程度にしか見ないことが多いそうです。

卵子の数は2
血液検査の後は気になる内診です。
ここで卵胞が確認できないとまずいですが、内診の結果は卵胞2つ
今まで採卵で来た自己ベストは6ですが、0や1という時もあったのでとりあえず2あって安心です。
卵巣を一つ摘出した影響も気になっていましたが、無事に排卵していそうで何より
エコーでは見えずに採卵時に増えることもあるので少し期待しつつ、この2個を大事に育てていこうと思います。
未知の病のリスクがあるラエンネック
今回の通院から採卵に向けて注射が始まりますが、同時にランエネックという薬を投与していきます。
本来は肝機能改善を目的に使用される薬ですが、細胞のミトコンドリアを活性化させるそうで、卵巣や子宮にもいい効果があり、卵子の質の向上、子宮内膜の増殖、着床率の向上など、不妊治療にも絶大な効果があるそうです。
ただし、こちらの薬を人の胎盤(プラセンタ)から抽出された成分を使用しており、未知の疾患に罹患する可能性が否定できないとのこと。
また、同様の理由から今後は献血ができなくなるというデメリットがあるそうです。
そんなことを聞くとちょっと怖いですが、ランエネックが発売された昭和49年以降、投薬が原因による感染報告は無いそうです。
私自身は第一子出産のときに大量に輸血しており、もう献血はできないのでランエネック投薬について同意書にサインしてしまいました。
美容目的で使用する人もいるくらいで、こちらの効果も期待したいです。
まとめ
出産による大量輸血や卵巣の摘出による影響が気になっていましたが、とりあえず卵胞が2つあり、そのほかの血液検査の結果も依然とあまり変わらず一安心です。
ただ、逆に言えばやはり妊娠しにくいことに変わりはないので、少し残念でもあります。
まずは採卵が無事にできるように、2個の卵胞を育てていきたいと思います。
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