21回目の採卵も胚盤胞へ育たなかったので、22回目の採卵へ向けて着々と準備を進めています。

そしてやってきた採卵の日
採卵前の血液検査でFSHが高い
採卵のため、子どもを預け病院へ向かい血液検査
何個卵が取れるのかワクワクとドキドキ、そして治療の恐怖に耐えながら待っていると診察に呼ばれました。
別室で告げられたのはなんと「FSHが高すぎるので採卵中止」
まったく予想していなかった採卵中止にへこみます
この日のために高い薬を飲んで、仕事のスケジュールの調整もしたのに
サプリも効果が出るか期待していたのに
FSHが20を超えていたそうで、採卵できても未成熟卵の可能性が高く、中止になりました
調べてみると、過去にも立川ARTレディースクリニックでは高FSHで採卵中止になったことがありまし。

以前の武蔵境いわもと婦人科クリニックでは採卵前にFSHを調べることは無かったので中止になることは無かったんですよね
ただ、その結果、採卵で採れなかったり、採卵しても質が悪くて受精しなかったり育たなかったりなんでしょうけど
FSHとは
FSHについてはこちらの過去の記事で詳しくいますが、FSH(卵胞刺激ホルモン)とは原子卵胞を成長させる指示を出すホルモンです。

成長を促すために出るホルモンなので、卵巣機能が低下している人はよりたくさん出さないと卵胞が成長しないので、数値が高くなる傾向があります。
採卵の前である卵胞期のFSHは3.5~12.5mlu/mlが適正と言われているので、20はちょっと高いとですね
ただ、卵胞から直接出るAMHに比べると日によって変動幅が大きいのと、FSHが悪くなるころにはかなり卵巣機能が低下しているそうなので、あまりFSHの値は重要視しない医師も多いそうです
ストレスやダイエット、運動不足でもFSHは上がってしまうようですね
FHSを下げるためには
FSHが高い場合、不妊治療の選択肢としてはカウフマン療法やピルやホルモン剤の使用が一般的なようです。
カウフマン療法はホルモンを分泌する下垂体機能を抑制し、コントロールするので、FSHなどのホルモンバランスが乱れていても調整することができます。
ただし、長期間薬で抑制し、それから採卵に移るため時間がかかるのと、効果が必ずあるわけではないのがデメリット
また恒常的にFSHが高い人は生理周期の初期にGnRHアンタゴニストを投与してFSHを抑制するDelayed start法により多くの卵子が採卵できる場合があるそうです
FSHを下げる食べ物としては例えば亜鉛
亜鉛は、FSHやLHといったホルモンの働きを高めるので、少ないFSHでも卵巣を刺激してくれるようになりFSHが下がる可能性があります。
亜鉛は卵子の老化防止や受精卵の細胞分裂の活性化、子宮環境の向上などの効果があり、妊娠にはとても大切な栄養素ですが、現代人は亜鉛不足と言われているので、意識して摂るようにしたいですね
立川ARTからは次回の採卵に向けてJBPポーサイン プロというプラセンタのサプリを処方されました
中はこんな感じで個包装です
プラセンタは以前にも飲んでいたいことがあるのですが、これが高FSHに効いてくれるといいのですが・・・
豚プラセンタエキスというパワーフレーズが強烈です

高FSHで医者から匙を投げられる
採卵中止の告知と同時に、今後も妊娠を希望するのであれば40歳未満で閉経する早発卵巣不全の専門医を受診してはどうかと言われました
立川ARTで一人目を妊娠しているので、てっきり治療を進めてくれると思っていたのですが・・・
他院を紹介されてちょっとショック
紹介された、順天堂大学医学部付属順天堂医院では自身の血液を用いて、早期閉経してしまった卵巣を活性化する多血小板血漿療法(PRP療法)を取り扱っているらしく、今後も治療がうまくいかなければ考えるよう言われました
詳しくは調べていないのですが、費用や時間も心配で、なんとか立川ARTで治療を続けられるようFSHの改善に努めたいです
まとめ
高FSHは以前から指摘されていて、それが理由で採卵が中止になるのも何度かありましたが、やはり準備して迎えた採卵が中止になるとショックです
治療が前に進んでいないもどかしさや焦りが募りますが、ストレスもよくないので、ひとまずは処方されたサプリを摂りつつ、食生活や運動に気を付けて次回の採卵に挑みたいと思います。
コメント